●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)
「サルディニアは好きなラリーだが例年と異なる時期の開催なので、これまでとは違うチャレンジになるかもしれない」
「そのため、2週間前に行ったテストは重要な準備になった。この時期は通常よりも天候が不安定で、サルディニアのような島では天気が急変することがあるんだ」
「実際、テストでも激しい雨が降り、ステージのコンディションはほんの数分で大きく変わってしまった。タイトル争いは依然続いているため、サルディニアではベストを尽くし最大ポイントの獲得を狙っていく」
●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)
「前戦のトルコで僕たちが獲得したような最高の結果は、次のラリーへの勢いを強める効果がある。選手権首位はもちろん有利な状況ではあるが、そのためにサルディニアでは路面の掃除役を担うことになる」
「仕方がないことだけど、もし路面がドライならば、僕らにとって簡単なラリーにはならないだろうね」
「今年は10月の開催ということで、天候がいつもと少し異なる可能性があり、タイヤの負担はやや少なくなるかもしれない。けれど、それでも難しい選択を迫られることになると思う」
「2本のループステージを、途中サービスに戻ることなく走り切る日もあるので、全体を考えたタイヤ選択が必要だし、大きなチャレンジになるだろう」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)
「サルディニアに向けての事前テストでは、走り始めからクルマのフィーリングが良く、少しセッティングを調整した後はさらに良くなったので、自信を持ってラリーに臨むことができるよ」
「サルディニアでは通常1回目のループステージは路面が非常に滑りやすいため、充分なグリップを得ることが重要だ。一部の路面は非常に荒れており、2回目のループステージでは深い轍が刻まれるかもしれないので、それに対応できるようなセットアップが必要になる」
「また、降雨の可能性もあり、局地的な雨でステージの一部だけがウエットコンディションになるかもしれないので、雨が降るのか降らないのか、どのタイヤが適しているのかなど、ウェザークルーからの情報が非常に重要になるだろうね」
「雨が降ると路面が非常に滑りやすくなるようなので、彼らの情報が鍵を握ることになる」