初日2番手だったブリーンはタイヤのマネジメントに苦戦。この日はトップ3タイムを刻むことができず総合4番手に順位を下げている。SS4を制したエバンスもタイヤの管理に苦しめられ、トップとのギャップが1分以上に広がった。

 総合6番手はWRカーデビュー戦を迎えているオリバー・ソルベルグ(ヒュンダイi20クーペWRC)で、その後ろに勝田貴元(トヨタ・ヤリスWRC)とMスポーツ勢のテーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)、ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)が続いている。

 前戦ウイナーであるセバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)はSS3番手タイムを2回記録する力走で、一時は総合6番手にまで順位を上げてみせた。しかしSS8の終盤、彼のクルマはスノーバンクに激突。スタック状態からの脱出が叶わずデイリタイアを喫した。なお、車両に大きなダメージはなく、デイ3で再出走を果たしパワーステージでのポイント獲得を狙う予定だ。

 競技最終日となる28日(日)のデイ3は、全長22.47kmのステージ“アイッタヤルヴィ”をサービスを挟むことなく2回走行する。再走ステージとなるSS10は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーチームにボーナスポイントが与えられるパワーステージだ。

 2本のSSの合計距離は44.94kmで、リエゾン(移動区間)を含めた総走行距離は126.17kmとなっている。

テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC) 2021WRC第2戦アークティック
テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC) 2021WRC第2戦アークティック
ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) 2021WRC第2戦アークティック
ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) 2021WRC第2戦アークティック
セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC) 2021WRC第2戦アークティック
セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC) 2021WRC第2戦アークティック
ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC) 2021WRC第2戦アークティック
ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC) 2021WRC第2戦アークティック
エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC) 2021WRC第2戦アークティック
エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC) 2021WRC第2戦アークティック
勝田貴元(トヨタ・ヤリスWRC) 2021WRC第2戦アークティック
勝田貴元(トヨタ・ヤリスWRC) 2021WRC第2戦アークティック

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