四輪市販車部門では、トヨタオートボデーの三浦昂(トヨタ・ランドクルーザー200)と、チームメイトのロナルド・バソ(トヨタ・ランドクルーザー200)がクラスワン・ツーという幸先の良いスタートを切った。トラック部門に新型ハイブリッド車を投入した日野チームスガワラの菅原照仁(日野600ハイブリッド)は部門22番手でプロローグを終えている。
二輪カテゴリーは、ガスガス・ファクトリー・レーシングのダニエル・サンダース(KTM450ラリー・ファクトリー・レプリカ)がトップタイムを記録し、ジャスト1分差の2番手にモンスターエナジー・ホンダ・チーム2022のパブロ・キンタニラ(ホンダCRF 450ラリー)が続いた。首位から1分55秒遅れの3番手にはモンスターエナジー・ヤマハ・ラリーチームのロス・ブランチ(ヤマハWR450Fラリー)が入った。
この後方には2021年大会の二輪王者で、レッドブル・KTMファクトリーチームに移籍したケビン・ベナビデス(KTM450ラリー・ファクトリー・レプリカ)と、僚友マティアス・ウォークナー(KTM450ラリー・ファクトリー・レプリカ)が4番手、5番手で続いている。
前述のとおり、2日(日)から本格的な砂漠のレースがスタートするダカールラリー2022は同日、ハイル市内をスタートし同地に戻ってくる“ステージ1B”が行われる。このループ型ステージの競技区間は333km、リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は514kmだ。



