四輪部門・市販車クラス9連覇を狙うトヨタ・オートボデーは、ロナルド・バソ(トヨタ・ランドクルーザー200)がクラストップでフィニッシュし、三浦昂(トヨタ・ランドクルーザー200)は僚友から25分遅れながら同2番手で今大会最長ステージを走破した。総合順位では三浦が44番手、バソが50番手となっている。
トラック部門の排気量10リットル未満クラスを戦う、日野チームスガワラの菅原照仁(日野600ハイブリッド)は今大会ベストリザルトとなる部門12番手でフィニッシュし、総合順位も前日の22番手から20番手に上げてみせた。
二輪部門ではモンスターエナジー・ホンダのジョアン・バレーダ(ホンダCRF 450ラリー)と、僚友のパブロ・キンタニラ(ホンダCRF 450ラリー)がワン・ツー・フィニッシュを記録した。
ステージ3番手には当初、ダカール・ルーキのダニロ・ペトルッチ(テック3KTMファクトリー・レーシング/KTM450ラリー・ファクトリー・レプリカ)が入っていたが、10分のタイムペナルティを受けて15番手に降格。代わってシェルコ・ファクトリーのルイ・ゴンサルヴィス(シェルコ450 SEFラリー)が3番手となり、チームメイトのロレンツォ・サントリーノ(シェルコ450 SEFラリー)が同4番手で続いている。
総合ではサム・サンダーランド(ガスガス・ファクトリー・レーシング/KTM450ラリー・ファクトリー・レプリカ)が引き続き首位を堅持した一方、レッドブル・KTMファクトリー・レーシングのマティアス・ウォークナーが3番手から2番手に浮上。前日、首位に対して4秒差に迫ったアドリアン・ファン・ビファレン(モンスターエナジー・ヤマハ・ラリーチーム/ヤマハWR450F)が3番手にドロップしている。サンダーランドとウォークナーのギャップは3分ジャスト、ファン・ビファレンは4分54秒遅れている。
6日(木)のステージ5は首都リヤドをスタート/フィニッシュ地点として行われる2022年大会3度目のループステージだ。競技区間の走行距離は346km、リエゾンを含む総走行距離は560kmとなっている。