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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2022.03.24 17:27
更新日: 2022.03.24 17:28

2022年WorldRX日程改訂、電動化初年度は“聖地”で7月開幕。最終戦未定の全12戦を予定

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ラリー/WRC | 2022年WorldRX日程改訂、電動化初年度は“聖地”で7月開幕。最終戦未定の全12戦を予定

 そして昨季2021年の9月にはスパ・フランコルシャンでのFIA RX2eチャンピオンシップにゲスト参戦し、後の初代チャンピオンに輝くギヨーム・デ・リダーをQ2ヒートで撃破。ファイナルでは4位と惜しくも表彰台を逃したものの、続くニュルブルクリンク戦にもエントリーし、Q3でヒート初勝利も記録している。

「モータースポーツは私の人生の情熱そのものであり、できる限りそれを探求したいと思っている。私が気に入っていることのひとつは、男性と女性が平等に競うことができる数少ないスポーツだということね。つまり性別を問わず、最高のドライバーと戦えるということ。ステアリングを握る女性が、この素晴らしいスポーツを発見する瞬間をたくさん見届けたい!」

 かつてのEuroRXツーリングカー部門で優勝経験もあるマグダ・アンダーソンの妹でもあるクララは、自身の次なる目標として「世界トップのドライバーたちに加わること」だと明かした。

「私の家族は3世代にわたってモータースポーツに出場してきた。父と母は、1992年のラリークロス会場で出会ったのよ。つまり、私が7歳のときにゴーカートに乗るのは当たり前のことで、すぐにそのスピード感に惚れ込んだわ」と続けたクララ。

「私はラリークロスの強烈で、予測不可能な性質が大好き。そのためドライバーとして速く、賢く、技術的で大胆不敵である必要がある。だから、22歳でスウェーデンのチャンピオンを獲得できたことも誇りに思っている」

「それに昨年のスパでの世界選手権デビューもとても印象的だった。現在モータースポーツでは、電動化や新しいチャンピオンシップの創設など、本当に多くの変化が起こっている。だからこそ、私は将来に向けとてもワクワクしているわ!」

ラリークロス界で「将来のスター候補生」として期待される22歳のクララ・アンダーソン
開幕戦こそ欠場したものの、今季は電動オフロード選手権の『Extreme E』にも参戦する

■WorldRX世界ラリークロス選手権2022年暫定カレンダー

ラウンド 開催日 開催地
Rd.1 7月2~3日 スウェーデン/ホーリエス
Rd.2 7月30~31日 ドイツ/ニュルブルクリンク
Rd.3 8月13~14日 ノルウェー/ヘル
Rd.4-5 9月3~4日 ラトビア/リガ*
Rd.6-7 9月17~18日 ポルトガル/モンタリグレ*
Rd.8-9 10月8~9日 ベルギー/スパ・フランコルシャン*
Rd.10-11 TBC TBC*

*ダブルヘッダー戦


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