地中海に浮かぶイタリアのリゾート地サルディニア島にて6月1日(木)、WRC世界ラリー選手権第6戦『ラリー・イタリア・サルディニア』のシェイクダウンが行われ、ヒョンデ・シェル・モビスWRTのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヒョンデi20 Nラリー1)がトップタイムをマークした。チーム4台目のトヨタGRヤリス・ラリー1で今戦に挑む日本人唯一のWRCフル参戦ドライバー、勝田貴元は7番手タイムを記録している。

 前戦のポルトガルから実に7戦にわたって続く“グラベル連戦”のなかでも、とくに難しいラリーとして知られるのが、このラリー・イタリア・サルディニアだ。このグラベル(未舗装路)イベントのステージは道幅が狭く、コース脇には立ち木や岩がそびえ、わずかなミスが命取りとなる。また例年気温が高くなることから、人にもマシンにも厳しいコンディションとなる。

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