フォルクスワーゲンのWRC撤退、そして姉妹ブランドであるアウディのWEC世界耐久選手権活動終了は、どちらも同社の排ガス不正問題に端を発するものだと考えられている。
マホネンは、ラリー競技自体がフォルクスワーゲン撤退の理由ではないことに胸をなでおろしたとも明かしている。
「フォルクスワーゲンの撤退は本当に残念だった。しかし、彼らが撤退を表明するまで、17年のWRCは5チームが争う形になっていた。これは我々の努力が正しい方向に向かっていた証だよ」
「そして、もっとも重要なのはフォルクスワーゲンが撤退した理由が、自分たちの直面している状況によるものだったことだ」
「WRCに価値を見いだせなくなったとして2008年に撤退したスバルとは、まったく状況が異なる」
「これは大きな違いだよ」
