●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合首位
「今日はフィーリングが良く、クルマもよく走ってくれた。プッシュする自信もあったし、必要に応じてクリーンなドライビングに集中することもできた。とくに最後のステージは難しいコンディションだったが、すべてをコントロールできていたと思う。もちろん、この順位で一日を終えることができて嬉しく思うよ」
「今日は世界最高ともいえるステージを含む、素晴らしいステージを走ったが、このようなコンディションでも思いどおりに走れるクルマに仕上っていたのは素晴らしいことだし、2021年にここで味わったいい感覚を思い出させてくれた」
「しかし、明日もまだそこそこ長い距離を走るので、この順位を保ったままフィニッシュするために何をすべきかに集中している」
●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合3番手
「今朝はまだ雨がかなり降っていてトリッキーでした。1本目のステージはグリップを見極めるのに苦労し、2本目はより良いドライビングを心がけたのですが、小さなミスでタイムをかなり失ってしまいました。その後、反撃を試みましたがタイム差は非常に小さく、各ステージでコンマ数秒しか稼ぐことができませんでした」
「それでも、最後のステージが難しいコンディションになることはわかっていたので、できる限りプッシュすることにしました。もちろんリスクはありましたが、少しでもタイムを縮めることができれば、明日に向けてより良いポジションを確保できると思って攻めました」
「明日も大きなチャレンジになると思いますが、ベストを尽くして戦います」
●ヤリ-マティ・ラトバラ(#97 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合5番手
「今日も楽しい一日だった。ヤムサ周辺のステージは道幅が広く、ハイスピードで、流れるようなコーナーが続き、多くの観客がいて雰囲気も最高だったよ。雨が多く降ったのでコンディションは少し難しかったけど、それでも概ね走りを楽しむことができた」
「最後のステージはまるでサファリ・ラリーのようで、深いわだちには雨水があふれ、フロントガラスには泥がたくさんついた。それでも、ステージではたくさんの人たちが応援してくれて、『よくやっているよ』と言ってくれるのは嬉しいものだ」
「彼らの声援が僕を後押ししてくれるのは素晴らしい気分だし、このまま明日のフィニッシュまでそれが続くことを願っている」