パトリック・ピレ(911 RSR #911):
「レース終盤に車はピークを迎える計画でした。日中の暑さのなかの走行は容易でなくても、いったん涼しくなればサーキットでは最速の予定でした」
「チームの働きは見事で戦略は完璧でした。最終のピットストップの後には優勝の大きなチャンスがありましたがタイヤのトラブルが発生したのです。これはピットクルーのミスではありません。運が悪かっただけです」
ディルク・ベルナー(911 RSR #911):
「車の調子は非常に良くて優勝も狙える状態でした。パトリックが非常に良いポジションで走っていたときにパンクに見舞われました。このようなかたちで優勝を逃すのはつらいことです」
「しかし、すばらしい週末を過ごし、すばらしいレースに出場することができました。チームの活躍は見事で、ニューマシンの初優勝まであと一歩でした」
フレデリック・マコウィッキ(911 RSR #911):
「本当に残念です。チームの仕事は最高で戦略も適切でした。涼しくなったレース後半は予定どおりに調子も上がり完璧でした。パトリックのパンクによって優勝を逃したのは、単にツキがなかったのだと思います」
ケビン・エストル(911 RSR #912):
「残念なレースでした。僕達の車は先頭集団のペースで走りました。涼しくなった後半のサーキットは有利に働きましたが、残念ながらトラブルで3周を失いました。1周は取り戻すことができましたがそれ以上は無理でした」
ローレンス・バンスール(911 RSR #912):
「非常に良いペースでした。残念ながらダンパーのオイル漏れによって3周を失いました。コーションフェーズがほとんどなかったので終盤の巻き返しはかないませんでした」
リヒャルト・リーツ(911 RSR #912):
「予想どおりセブリングは過酷でした。すばらしい車のおかげでチームメイトとともにこのサーキットを楽しむことができました。全力を尽くしましたが、残念ながら左リアダンパーにトラブルが発生しました」
「このコンディションでは仕方ないのかもしれません。ここで十分なテストを行ない準備は万端でしたが、残念ながら結果にはつながりませんでした」
