フォードのドライバー、ハリー・ティンクネルは、デイトナ24時間レースの予選で GTDプロクラスのペースが「魔法のように」急上昇し、2台の新型マスタングGT3が置いていかれたことに驚きを露わにした。
フォード・マルチマチック・モータースポーツからエントリーした2台の新型マスタングGT3は、1月19〜21日の公式テスト『ロア・ビフォア・ザ・ロレックス』のプラクティスセッションを通じてクラストップ5に入る成績を収め、予選前の最終セッションを終えた段階では、65号車ディルク・ミューラーが1分46秒007というベストラップでクラス3番手となっていた。
しかし予選でミューラーは、ポールポジションを獲得したセバスチャン・プリオールのAOレーシング77号車ポルシェ911 GT3 Rから0.991秒差となる9番手タイムしか残せなかった。姉妹車の64号車ティンクネルに至っては首位から1.458秒おくれの13番手で、クラス最下位となった。