スバル/STIとTOYOTA GAZOO Racingが参戦しているSP3Tクラスは89号車アウディTT RS2が8分56秒560でクラストップタイムをマーク。
TOYOTA GAZOO Racingの170号車レクサスRCは井口卓人がタイミングよくコースインして、まずは9分9秒台に入れ、さらに2秒台まで一気にタイムアップ。これで9分を切ってクラストップとなったLMSエンジニアリングのアウディTT RS2に続くクラス2番手を獲得した。
アタック後、井口は「完全なクリアラップを取ることができた」と満足げな表情を見せたており、わずか1年でクラストップ争いに加わったレクサスRCの開発陣は、素晴らしい結果を残したと言えるだろう。
予選1回目でクラストップにつけていた90号車スバルWRX STIは開始早々にカルロ・バンダムがコースインしてアタックをかけるが、後方から大排気量の車両に追いつかれて進路を譲らざるを得ず。前日よりタイムアップするも9分5秒台にとどまり、クラス3番手だった。
そのほか日本勢では、佐々木孝太が乗り込むレクサスISF CCS-Rが総合75番手につけたほか、佐藤健介/下島洋介/瀬谷隆の245号車BMW M235i Racingが総合129番手、木下隆之も乗り込むTOYOTA GAZOO Racing Team Thailandの124号車カローラ・アルティスが総合131番手、梅本淳一と奥村浩一が乗り込む128号車ルノー・クリオRSが総合145番手、関豊の162号車BMW E90 325が総合150番手で予選を終えている。
ニュルブルクリンク24時間は、現地27日の8時15分(日本時間15時15分)からウォームアップ走行が行われ、同日15時30分(同22時30分)に決勝レースがスタートする。
