ニュルブルクリンク24時間レース

ニュルブルクリンクにおいて6台のポルシェがクラス優勝

 ドイツ.ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)のカスタマーチームは20万5000人の観客が見守るニュルブルクリンク24時間レースにおいて、6つのカテゴリーで優勝を飾りました。総合では911 GT3 Rの6位が最高位でした。

 44台がエントリーしたポルシェが、このドイツ最大級のモータースポーツイベントにおいて最多数のグリッドを占めたのは初めてのことです。

 マンタイレーシングは、ポルシェ911 GT3カップMRによってSP7クラスで優勝しました。また、ブラック・ファルコン・TMDフリクションチームは、ポルシェ・ケイマンGT4とポルシェ カレラによってSP10およびV6クラスで優勝しました。

 一方、ドイツのラッパー“Smudo”(Die Fantastischen Vier)が加わるザ・ケア・フォー・クライメートチームは、ポルシェ・ケイマンGT4によってATクラスで優勝を果たしました。

 さらにV5クラスではプロスポーツ・パフォーマンスがポルシェ・ケイマンで、Cup3クラスではタイクマン・レーシングがポルシェ・ケイマンGT4クラブスポーツで、それぞれその強さを実証しました。

 SP-XクラスではケイマンGT4クラブスポーツ#150が、ポールポジションからスタートしたSCG003Cに1位を譲ったものの順調なレース運びによって2位という結果を残しました。

 総合成績では、29番手からスタートしたフリカデッリ・レーシングチームのミハエル・クリステンセン/クラウス・バチューラー/ルーカス・ルアー/ノルベルト・シードラー組のポルシェ911 GT3 R(31号車)が6位でゴールしました。チームメイトの30号車は17位でした。他の4台のポルシェ911 GT3 Rは、45回目の長距離クラシックをゴールすることができませんでした。

 また、マンタイレーシングの500PSを発生する911の59号車と12号車はテクニカルトラブルでリタイアし、911号車はアクシデントのためにガレージ入りを余儀なくさせられました。ファルケンモータースポーツのポルシェ911 GT3 R(44号車)も同様です。

 今回は総勢600名を超えるドライバーと160台の車が第45回ニュルブルクリンク24時間耐久レースに出場しました。

SP7クラスを制したマンタイ・レーシングのポルシェ911 GT3カップMR
SP7クラスを制したマンタイ・レーシングのポルシェ911 GT3カップMR

アクシデントによりリタイアとなった911号車ポルシェ911 GT3 R
アクシデントによりリタイアとなった911号車ポルシェ911 GT3 R
FIA-GT4マシンで争われるSP10クラスではブラックファルコン・チームTMDフリクションのポルシェ・ケイマンGT4が優勝
FIA-GT4マシンで争われるSP10クラスではブラックファルコン・チームTMDフリクションのポルシェ・ケイマンGT4が優勝

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