ル・マン/WECニュース

2017.06.21

ポルシェGTチーム 2017年WEC第3戦ル・マン24時間 レースレポート


91号車、92号車ポルシェ911 RSR

GTレース-WEC世界耐久選手権第3戦、ル・マン24時間レース/フランス

新型911 RSRがル・マンのデビュー戦において僅差で表彰台を逃す

 ドイツ.ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)の新型ポルシェ911 RSRは、ル・マン24時間レースに集まった25万8000名のファンを前に見事なデビューを飾り、そのポテンシャルと信頼性を見せつけました。
 
 第85回を迎えたこのフランスの長距離レースで、スポーツカーの象徴となっている911の第7世代をベースにヴァイザッハのポルシェ・モータースポーツが開発した最高出力510PSのレースカーは、長時間レースをリードし、チェッカーフラッグ直前まで表彰台に向かって走り続けていました。

ル・マンデビューを飾った新型ポルシェ911 RSR
ル・マンデビューを飾った新型ポルシェ911 RSR

 
 しかし、1周13.629kmのサーキットにおける、スリルとドラマに満ちた戦いの末、リヒャルト・リエツ(オーストリア)と、チームメートのフレデリック・マコウィッキおよびパトリック・ピレは、強豪ひしめくGTEプロクラスの4位という結果となりました。
 
 タイヤにダメージを受けたため、フィニッシュ1時間前に行った予定外のピットストップによって、世界で最も厳しい自動車レースでの表彰台への望みが絶たれたのです。

 気温30度ほどの晴れ上がった夏の土曜日の午後3時、60台のレースカーが西フランスのサルト県で開催される24時間レースのスタートを切りました。ポルシェGTチームがル・マンに初投入した2台の新型911 RSRは、レースの最初の1/3を大きな問題を抱えることなく戦いました。
 
 カーナンバー92のポルシェ 911 RSRは、ドライバーにとって特別なチャレンジとなる常設コースと公道を組み合わせた24時間サーキットでアクシデントに巻き込まれました。
 
 超高速コーナーである第1コーナーで、カーナンバー92はライバルに衝突され、ピットに戻らざるを得なくなりました。それまで、ミハエル・クリステンセン(デンマーク)/ケビン・エストル(フランス)/ディルク・ウェルナー(ドイツ)組は、2位を走行していました。

クラス4位となった91号車ポルシェ911 RSR
クラス4位となった91号車ポルシェ911 RSR

 
 しかし、完璧なレース戦略と、すばやいピットストップにより、このロスタイムを事実上挽回しました。

 しかし、彼らの進撃は夜間に止まることとなりました。179周を終え、何度か首位を走行したミハエル・クリステンセン(デンマーク)は、フォードシケインで縁石に乗り上げコントロールを失い、車体リアからタイヤバリアに突っ込んだのです。

 一方、レース後半、カーナンバー91のポルシェ 911 RSRを駆る彼らのチームメイト達が、リーダーシップを発揮します。日曜日の朝、パトリック・ピレ/リヒャルト・リエツ/フレデリック・マコウィッキ組のピレが非常に厳しいGTクラスの首位に初めて立ち、長時間にわたって首位をキープしました。
 
 レース終盤では、少なくとも表彰台が約束されたかのようでした。チェッカーの1時間半前、フレデリック・マコウィッキは3位で走行していました。
 
 しかし、終了1時間前にパンクが発生し、予定外のピットストップを余儀なくされ、レースの流れは大きく変わりました。表彰台獲得の戦いに敗れたのです。

ユノディエールを走るデンプシー-プロトン・レーシングの77号車ポルシェ911 RSR
ユノディエールを走るデンプシー-プロトン・レーシングの77号車ポルシェ911 RSR

 GTEアマクラスには、ポルシェのカスタマーチームが2015年仕様の911 RSRで参戦しました。911による最高位は、デンプシー-プロトン・レーシングの6位でした。
 
 カーナンバー77のドライバーは、ポルシェ・ヤングプロフェッショナルのマッテオ・カイローリ(イタリア)と、ドイツ人レーシングドライバーであるクリスティアン・リードとマービン・ディエンストが務めました。

 世界耐久選手権WECの第4戦は、7月16日にドイツのニュルブルクリンクで開催されます。

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