「TS050ハイブリッドをドライブするのは楽しいので、ふたたびコクピットに戻れて最高の気分です」と語るのは7号車トヨタの小林可夢偉。
「今日はグリップが得られず、納得のいく一日にはなりませんでした。明日はどうなるかやってみるしかないですが、路面状態が向上していくことで僕たちの助けになってくれればと思っています」
8号車トヨタをドライブする中嶋一貴は「クルマのバランスとコースのコンディションに苦しめられ、満足いく一日にはなりませんでした」とコメント。
「しかし、ル・マンのあとふたたびTS050ハイブリッドをドライブできて興奮していますし、ポルシェとの競争力がどれくらいなのかを見るのは興味深いですね」
「彼らは今日、非常に好調に見えましたが、僕たちの目標はあくまでも決勝であり、チャンピオンシップ争いのために1点でも多くのポイントを稼ぐことです」
また一貴のチームメイトであるセバスチャン・ブエミも「公式練習1回目は好調に思えたのだけど、午後の公式練習2回目では(ポルシェに)やや差を付けられてしまった。決勝レースでの周回ペースをさらに良くするための努力が必要だ」とポジティブな状況ではないことを明かした。
「ニュルブルクリンクが僕たちのクルマにもっとも適したコースというわけではないということは分かっている。しかし、可能な限り多くのポイントを獲得すべく全力でプッシュするよ。決勝レースは長いし、まだチャンスはあると信じている」
15日(土)は現地時間9時45分(日本時間16時45分)からフリープラクティス3回目が、14時55分(日本時間21時55分)からは公式予選が行われる。
