逆転を狙うタンディはチェッカー間際のアタックラップで1分44秒827をマーク。平均ラップを1分44秒741とし、僚友2号車ポルシェを0.253秒上回ってポールポジションを奪ってみせた。この結果、ポルシェが前戦メキシコに続き予選ワン・ツー、フロントロウを独占することとなった。
トヨタ勢では総合3番手につけていた7号車トヨタのマイク・コンウェイがタイムを伸ばせず総合4番手に後退。一方、8号車トヨタはブエミから代わった中嶋一貴が平均タイムを1分46秒400にまとめ、総合3番手となっている。

LMP2クラスはシグナテック・アルピーヌ・マットムート、36号車アルピーヌA470・ギブソン(ニコラス・ラピエール/グスタボ・メネゼス/アンドレ・ネグラオ)がクラスポールを獲得し、2番手にヴァイヨン・レベリオンの13号車オレカ07・ギブソンが続いた。
LM-GTEプロクラスはAFコルセの71号車フェラーリ488 GTE(ダビデ・リゴン/サム・バード)がポールポジションを獲得。
母国凱旋のフォード・チップ・ガナッシレーシングの67号車フォードGTがクラス2番手につけ、3番手には2連勝を狙うアストンマーチン・レーシング、95号車アストンマーチン・バンテージが続いた。
LM-GTEアマクラスでは3回のフリープラクティスでトップタイムをマークしているアストンマーチン・レーシング、98号車アストンマーチン・バンテージ(ポール・ダラ-ラナ/ペドロ・ラミー/マティアス・ラウダ)が予選でも速さをみせてポールを奪った。
クラス2番手にスプリット・オブ・レースの54号車フェラーリ488 GTEがつけ、澤圭太を擁するクリアウォーター・レーシングの61号車フェラーリ488 GTEが3番手に入っている。
WEC第6戦サーキット・オブ・ジ・アメリカズの決勝レースは9月16日(土)の正午(日本時間26時)にスタートが切られる。

