「アウディのワークスプログラムと並行してWECとル・マンに戻れてとても嬉しいよ。また、常に激しいバトルが行われている環境でレースをすることに興奮しているんだ!」とデュバル。

 2018年からともに戦うTDSレーシングの印象について「彼らはプロのレースチームだが、同時に“ファミリー感”がとても強い。今シーズンはとても楽しいものになるだろうね」と語った。
 
「今回、素晴らしい機会をくれたチームに感謝したい。僕はフランソワ(・ペロード)を助けながらマシュー(バキシビエール)の先導役になれたらいいと思っているんだ。LMP2クラスでのレースが待ちきれないよ!」

 自身のドライビングスキルを向上させ、表彰台獲得を目指すというペロードは「ロイック(・デュバル)はチームに喜びをもたらす“キーマン”だ」とコメント。
 
「2017年は本当にエキサイティングだったが、正直に言ってLMP2マシンのドライブはとても難しかった。シーズン終了後にはELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズやGTクラスへの復帰を真剣に考えた」

「しかし、LMP2という素晴らしいマシンと、WECが用意したル・マンが1シーズンに2回、さらにセブリング1500マイルの追加というジェントルマンドライバーにとって夢のようなカレンダーを見てシリーズに残ることを決断したよ」
 
「僕の両隣には経験豊富なロイック(・デュバル)と、親友であり優れたスピードを持つマシュー(・バキシビエール)が居る。2018/19年は楽しく、そして、うまくいけば何度か表彰台に立てるだろう」

 LMP2クラス参戦1年目ながらほぼすべてのレースで完走を果たし、ポイントを獲得してきたTDSレーシング。来季もG-ドライブ・レーシングとの2台体制となるのかは現段階では不明だが、2017年に集めた各種データと各ドライバーの経験値、そして新加入した王者デュバルの強さと速さが組み合わされば、今季果たせなかった上位進出の可能性はぐっと高くなるはずだ。

ロイック・デュバルは2017年最終戦バーレーンでTDSレーシングと提携するG-ドライブ・レーシングからスポット参戦した。
ロイック・デュバルは2017年最終戦バーレーンでTDSレーシングと提携するG-ドライブ・レーシングからスポット参戦した。

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