ル・マンの現場からメカ&ハコ車&スポーツカーマニアの変態カメラマン、鈴木紳平がお届けするル・マン24時間現地レポートの4回目。今回は現地を訪れる理由のひとつ、ミニカーと偽メディアがメインの話題のようです……。本人がどう言おうと、とにかく寛大なお気持ちで、ごゆるりとご鑑賞下さい。
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公開車検初日。まず最初に向かうはミニカー屋さんです。お目当てはル・マンの現地でしか販売しない、トロフィー付きのル・マン優勝車ミニカーです。毎年限定100個とのこと。このトヨタバージョンが見られる日を信じて待ちたいと思います。
一方、こちらのコーナーには1968 日本Can-Am富士を走ったマーク・ダナヒューの『サン スペッシャル』号が売られています。日本のミニカーファンには待望の1台でしたが、きっとフランス人には、まったく理解できないでしょうね。
アパレル用品コーナーには、初お目見えのTOYOTA GAZOO RACINGの『TOYOTA HYBRID』レプリカユニフォームが。TOYOTA GAZOO RACINGのロゴが入ったユニフォームの一般への販売は初めてではないでしょうか? ちなみに売れ筋はお兄さんが持っている上着だそう(135ユーロ/約1万6000円)です。
今年のル・マン市内にはいろいろな種類の24時間レースのポスターが貼られています。公開車検場のかたわらにもポップなポスターが。どうでもいいですが下のポスターはどこをどう見ても『24』が見当たりません。
その公開車検ですが、たまにとんでもない雨が降ったりします。車検場の傍にある屋根付きバス停もご覧のありさま。ちなみに面白がって写真など撮っていますが、私の頭上に屋根はありません。