「僕は個人的にはトヨタのドライバーたちを良く知るわけじゃない。だけど、彼らのことを思うと内臓がえぐられるような思いだ。僕は自分のあるべき立場で、彼らがハードワークに報われた勝者としてポディウムに立つのを見るべきだったんだ」
「こんなレースは二度と見ることはできないだろう。エンジンにしろターボにしろ、23時間57分走ったものが壊れると誰が思うだろう? 僕の気持ちは自分のパフォーマンスよりもトヨタにあるよ。すごく重たい気持ちだ」
また、トヨタ6号車のフィニッシュドライバーとして2位表彰台に立ったステファン・サラザンは「僕たちは2015年から大きなステップアップをして、素晴らしいクルマを作り上げたんだ。どちらのクルマも速かったんだよ」と語った。
「何が起きたかは分からない。彼(一貴)は僕を待って、フィニッシュに向けて一緒に走るのだと思ったんだ。でも彼は問題を抱えていたので、オーバーテイクした。これがル・マンでレースをするということなんだと思う。でも、こんな結末は悲しいよ」
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