元インディ500ウィナーで、現在は北米IMSAウェザーテック・スポーツカーチャンピオンシップでBMWのワークスチーム代表を務めるボビー・レイホールが、将来的にル・マン24時間にLMP2でのエントリーを模索していると明らかにした。

レイホールは先日ル・マン24時間耐久レースが開催された週末にサルト・サーキットを訪れ、来季に向けた可能性を探るためいくつかの話し合いをもったと認めた。

「私はチームオーナーとしてル・マンに来るのは大好きなんだが、それを可能にするためには常に参戦資金を見つけてくる必要があるんだ。今回BMWはここには現れないと聞いているので、それはオプションとはならないが、我々はLMP2での可能性を探りたいと思っている。たぶんジョイントベンチャー的に既存の有力チームと協力するか、ロジスティックやオペレーションで協力するような形が現実的だろう」とレイホール。

その上で、LMP2マシンで北米の四大耐久レース(デイトナ24時間、セブリング12時間、ワトキンスグレン、ロード・アトランタ)への挑戦も可能ではないか、という構想も明らかにした。

「我々の最初の義務はBMWのオペレーションだが、そこにインパクトを与えない形で、四大レースを戦うことは可能だと思う」

さらに現在、彼のチーム(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)でインディカーシリーズに参戦する息子のグラハムに関しても、このプロジェクトに参画してくれることを期待しているとも語った。

「それはもう、彼がどうしたいか次第ではあるけど、彼がレースしてくれるならいいよね」

BMW Team RLLとしてIMSAにBMW M6 GTEを走らせているレイホール・レターマン・ラニガン
BMW Team RLLとしてIMSAにBMW M6 GTEを走らせているレイホール・レターマン・ラニガン

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