「僕はこの怒りが、なぜ“何ももたらさないのか”ということだと理解した。表彰台すらないんだからね。その後、僕は家族と少し時間を過ごしたんだ。素晴らしい時間が、僕にはこれだけじゃないと思い出させてくれたんだ」
「次のチャレンジに挑まなければならない。僕はまた来年戻って、勝利を目指す。そのときはもっと素晴らしいときが来るだろう」
ブエミはまた、2015年のル・マンでポルシェ、アウディに対し劣勢となったトヨタが大幅な進歩を果たしたことを挙げ、トヨタがル・マンでの“ジンクス”を打ち破ることができる理由になるとしている。
「昨年、1周あたり4〜5秒離されていた状況を考えたら、僕たちが今年成し得たことは素晴らしいことだろう。去年のル・マンの後から、少ない予算で新しいエンジンの開発をはじめたんだ」
「その結果、僕たちは強力になって帰ってくることができた。僕たちは2017年に向けて、バッテリーもシャシーもエンジンも大きく変える必要はないだろう」
「もし来年、同じ状況になったとしたら、ファイナルラップをどう終えたらいいかはまだ分からないけどね」
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