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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2016.07.19 17:44

WEC第6戦ニュルブルクリンク TOYOTA GAZOO Racing プレビュー

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ル・マン/WEC | WEC第6戦ニュルブルクリンク TOYOTA GAZOO Racing プレビュー

 中嶋一貴とアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミの駆る#5号車は今シーズン運に恵まれないレースが続いており、ドライバーズランキングにおける現在のポジションは、実際の競争力やパフォーマンスを反映したものとは言えない。今週末のWEC第4戦での目標はこの不運を断ち切って表彰台に上ることだ。

 小林可夢偉とステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#6号車はル・マン24時間レースで2位フィニッシュを果たしたことで、ドライバーズランキングでも上位を争っている。#5号車同様に、シーズン初勝利を目指し第4戦に挑む。

 今週末のレースには、ル・マン24時間レース用に開発された低ドラッグ空力仕様ではなく、ストレートの距離が短く、タイトなコーナーをもつニュルブルクリンクに合わせた超ハイダウンフォース仕様のTS050 HYBRIDが投入される。

 ケルンのトヨタモータースポーツ有限会社(TMG)の風洞で開発された新しい空力仕様は、最高速性能と引き替えにより強力なダウンフォースを生み出し、これが、これからのシーズン後半戦へ向けたパッケージとなる。

 7月22日(金)に行われる公式練習走行では、5.137kmのニュルブルクリンク・グランプリコースにおいて新しい空力仕様の検証とそのセッティングが進められる予定。尚、サーキットに関しては、今シーズンからヴィードル・シケインがよりタイトに変更されている。


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