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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.08.19 14:33
更新日: 2019.06.11 23:14

WEC:「トヨタとは勝負にならない」とバトン。一方でレベリオンとのバトルに期待

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ル・マン/WEC | WEC:「トヨタとは勝負にならない」とバトン。一方でレベリオンとのバトルに期待

 しかし、2009年のF1ワールドチャンピオンは同じLMP1プライベーターの中での戦いには期待を示し、特に予選4、5番手につけたレベリオン・レーシングとは面白いレースができると信じている。

「(残念ながらトヨタとは勝負にならないが)僕たちにはレベリオンという良きライバルが居るから楽しいレースができるだろう。また(同じシャシーを使用する)ドラゴンスピードも加わってくるかもしれないね」

「レベリオンのR13と僕たちのBR1、特性の異なるクルマ同士の争いはきっと楽しいものになるはずだ」

 バトンによれば、SMPレーシングの各ドライバーはルフィードやアリーナのような低速セクションでバランスをとるのに苦労しているという。
 
 また、予選では「リヤが大きく動いていたので、高速コーナーに向かうときには自信が持てなかったと」と付け加えた。

「しかし、決勝レースではこの問題は好転するだろう。その一方で低速コーナーではずっとその場に留まっているように感じるはずだ」

「プロトタイプカーは空力に依存している。それはLMPカーにとって重要なことだが、低速域では充分にダウンフォースが得られずターン3やターン4のような小さく回り込む箇所では永遠にそこにいるように感じるんだ」

「この場所では(メカニカルグリップに勝る)GTカーに置いていかれるくらいだよ。もっとも、それはレベリオンも同じ状況だと思うけどね」

レベリオン・レーシングの3号車レベリオンR13・ギブソン
レベリオン・レーシングの3号車レベリオンR13・ギブソン
SMPレーシングの11号車BRエンジニアリングBR1・AER
SMPレーシングの11号車BRエンジニアリングBR1・AER


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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