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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.08.20 02:01
更新日: 2018.08.20 02:35

WECシルバーストン:残り45分で逆転! 8号車トヨタが僚友とのデットヒートを制し開幕3連勝達成

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ル・マン/WEC | WECシルバーストン:残り45分で逆転! 8号車トヨタが僚友とのデットヒートを制し開幕3連勝達成

 2時間45分から約15分にわたって導入されたセーフティカー(SC)ラン後の後半戦では、ホセ-マリア・ロペス駆る7号車トヨタが8号車の一貴を交わして三度トップに。
 
 この直後から2台のギャップは徐々に開いていき4時間30分を迎えた時点でその差は20秒にまで広がる。しかし、ラストアワーを迎える直前のルーティンピットで、首位の7号車トヨタはリヤセクションを交換しタイムをロス。僚友とのギャップはわずか6秒となった。

 チェッカーまで残り1時間を切った時点で総合首位は7号車トヨタの可夢偉だったが、その可夢偉がトラフィック処理の際にコースオフを喫したことで8号車トヨタのブエミがすぐ背後に迫る。

 この直後からペースの鈍った7号車トヨタは、チェッカーまで残り45分というタイミングで8号車にポジションを譲り最後はそのままの順位でフィニッシュ。この結果、トヨタは2018/19年シーズンの開幕戦から3戦連続でワン・ツー・フィニッシュを飾ることとなった。
 
 総合3位はレベリオンの1号車R13、同じくレベリオンの3号車R13が同4位に続き、SMPの17号車BR1・AERが総合5位に入った。
 
 LMP2クラスはレース序盤から両車揃ってトップ3そ走行してきたジャッキー・チェン・DCレーシングが38号車オレカ07、37号車オレカ07のオーダーでワン・ツー・フィニッシュを飾り、シグナテック・アルピーヌ・マットムートの36号車アルピーヌA470がクラス3位となっている。
 
 LM-GTEプロクラスは、レース中盤からレースをリードしたAFコルセの51号車フェラーリ488 GTE Evo(アレッサンドロ・ピエール・グイディ/ジェームス・カラド組)がクラス優勝。ポルシェGTチームの92号車ポルシェ911 RSRがクラス2位、同3位には最終盤に92号車ポルシェ911 RSRとの死闘を制したフォード・チップ・ガナッシ・チームUKの67号車フォードGTが入り表彰台を獲得した。
 
 LM-GTEアマクラスは残り1時間を切ったところで首位と2番手のマシンに75秒ストップペナルティが出されたことで3番手を走っていたデンプシー-プロトン・レーシングの77号車ポルシェ911 RSR(クリスチャン・リード/ジュリアン・アンロエア/マット・キャンベル組)が労せず首位に立つと、そのままトップチェッカーを受けている。
 
 クラス2位は首位走行中に痛恨のペナルティを受けたTFスポーツの90号車アストンマーチン・バンテージ。3位には同じく2番手でペナルティを受けたチーム・プロジェクト1の56号車ポルシェ911 RSRが入った。
 
 2018/19年WEC“スーパーシーズン”の次戦第4戦富士は10月12~14日、静岡県の富士スピードウェイで開催される。


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