LMGTEプロ/アマは各メーカーが販売しているレース用GTマシンで争われるクラス。スーパーGTをはじめ、多くのシリーズで使われているFIA-GT3規定とは異なる『LM-GTE』という車両規定に沿ったマシンが使われており、ポルシェやフェラーリ、アストンマーチンなどの車両が存在する。

LMGTEプロに参戦しているフォードGT。緑色のゼッケンはプロクラス
LMGTEプロに参戦しているフォードGT。緑色のゼッケンはプロクラス

 プロ/アマクラスでは、車両規定はほとんど同じだが、使用できるマシンの年式に違いが設けられている。プロクラスはどの年式のマシンでも参戦できる一方で、アマクラスは1年以上年式の古い、いわゆる“型落ち”のマシンでのみ参戦が許されている。

 また、参戦可能なドライバーにも制限がある。FIAはこれまでの経歴をもとに、各ドライバーをプラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズの4つにランク分けしており、プロクラスは全ランクのドライバーを自由に起用できる。

LMGTEアマの車両はオレンジのゼッケンをつけている
LMGTEアマの車両はオレンジのゼッケンをつけている

 一方、アマクラスは最大3名まで登録できるドライバーのうち、少なくとも1名はブロンズランク、もう1名はシルバーランク以下のドライバーしか起用できないレギュレーション。これによりアマチュアドライバーでも活躍できるようになっている。

 これら速さもドライバースキルも異なる4つのクラスが混走して争われる点が、WECの魅力のひとつとなっているのだ。

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