予選レース終了後からわずか4時間のインターバルで、決勝レース(60分)が行われました。

 予選レースの結果から9位スタートとなった#23 GT-Rは、高星がスタート直後に7位にポジションを上げましたが、前方でのクラッシュを避けるためにタイムロスし、13位に後退。ピット作業で12位に順位を上げると、後半スティントを担当したバンコムが大きくペースを乱すことなく周回を重ね、終盤には上位のマシンがペナルティで後退し、11位でフィニッシュしました。参戦初年度となったスプリントカップでは苦戦を強いられるレースが多かったGT-Rですが、最終戦では予選レースでシングルフィニッシュし、決勝でも自己ベストリザルトを記録しました。

 シリーズ戦を戦い終えた高星は、「予選では、ニュータイヤでの走り出しと同時に手応えがあり、良いラップで4位を取れました。決勝では、スタートで順位を上げられましたが、不運な形で何台かに抜かれてしまいました。でも、この後チームが挽回してくれ、スプリント最高位の11位を取ることが出来ました。短距離戦は特に『ぶつかって当たり前』な感覚。その中で生き残るために少し強くなれたかなと感じます。今年全てが初めてで、チームやチームメイトのサポートが僕を支えてくれたことに凄く感謝しています。ファンの皆さまからの応援も嬉しかったです。あまり良い結果を残すことが出来ませんでしたが、確実に成長出来たと感じているので、これを活かせるよう来年以降ベストを尽くします」と海外GTレースのデビューイヤーを振り返りました。

#22 GT-Rは予選レースを29位からスタート。ここから24位に上がると、決勝レースで は23位でチェッカーを受けました。

以上

談笑する高星明誠とルーカス・オルドネス
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