そこは『グリーン・ヘル(緑の地獄)』と呼ばれる、難攻不落のコース。ドイツ西部の山中に位置する、1周20kmオーバーのニュルブルクリンク『ノルドシュライフェ(北コース)』の緑の中を、赤と黒のADVANカラーをまとったBMW M4 GT3エボが駆け抜けてゆく。そのマシンは、激戦のレースでトップチェッカーを受けた。

 4月11日、4時間にわたって行われたニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)第3戦を制したのは、BMW Mモータースポーツ(シューベルト・モータースポーツ)が走らせる77号車だった。そのマシンカラーからも分かるとおり、足元を固めるのはヨコハマ。勝利の歓喜を経てヨコハマが見据えているのは、5月に控えるニュルブルクリンク24時間レースでの総合優勝という、さらなる高みである。

■多くのタイヤメーカーが競い合う“激戦区”

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