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投稿日: 2020.09.28 16:42
更新日: 2020.09.28 16:44

アウディ 2020年ニュルブルクリンク24時間 レースレポート


ル・マン/WEC | アウディ 2020年ニュルブルクリンク24時間 レースレポート

アウディR8 LMS、ニュルブルクリンク24時間レースで2位表彰台獲得

・アウディスポーツ・チーム・カーコレクションのボルトロッティ/ハーゼ/ヴィンケルホック組が総合2位
・3台のアウディR8 LMSが、世界最大レベルの耐久レースでトップ10フィニッシュ
・アウディR8 LMS GT4がクラス優勝、アウディRS3 LMSも表彰台を獲得

(ドイツ本国発表資料)
2020年9月27日、ノイブルク・アン・デア・ドナウ

 第48回ニュルブルクリンク24時間レースが開催され、6回目の総合優勝を目指して参戦したアウディスポーツ・カスタマーレーシングが、2位でフィニッシュして表彰台を獲得しました。

 非常に過酷なコンディションのなか、アウディR8 LMSで参戦したAudi Sport Team Car Collection(アウディスポーツ・チーム・カーコレクション)のミルコ・ボルトロッティ/クリストファー・ハーゼ/マーカス・ヴィンケルホック組は、トップと僅差でフィニッシュラインを通過しました。

 本来は、上記の3人のドライバーにロビン・フラインスが加わって4人でレースをする予定でしたが、フラインスが体調を崩して欠場したため、3人体制でのこの素晴らしい結果を残しました。

 ニュルブルクリンク24時間レースが開催されたドイツのアイフェル地方では、天候が目まぐるしく変化し、レインとドライのコンディションが交互に入れ替わるという状況でレースが行われました。土曜日の夜10時33分から日曜日の朝8時までレースが中断されるなか、アウディとBMWによる激しい戦いが繰り広げられました。

 初開催から50年となる今年、この耐久レースは新型コロナウイルス感染症の影響により、初めて秋に開催されました。アウディスポーツ・カスタマーレーシング統括責任者のクリス・ラインケは、次のように述べています。「大変なレースとなりました。総合優勝を挙げたBMWを祝福したいと思います。今回はわずかに及びませんでしたが、4週間後に開催されるスパ・フランコルシャン24時間レースでは、再び優勝を目指します」

 ノルドシュライフェ(北コース)ではルーキードライバーのミルコ・ボルトロッティ、豊富経験なアウディスポーツドライバーのクリストファー・ハーゼ、そしてマーカス・ヴィンケルホックは、完璧なレースを展開しました。

 3人でチームを組んだアウディスポーツ・チーム・カーコレクションは、11番グリッドからスタート。彼らがステアリングを握る3号車のアウディR8 LMSは、レース後半に優勝争いに加わり、99号車のBMWとスリリングなバトルを繰り広げます。最終的に、3号車のアウディR8 LMSは、わずか15秒差の2位でチェッカーフラッグを受けました。

 優勝をかけた戦いには、さらに2台のアウディR8 LMSも加わっていました。レース中断後の日曜日の朝にレースが再開されたとき、アウディスポーツ・チーム・カーコレクションに加え、Audi Sport Teams Phoenix(アウディスポーツ・チーム・フェニックス)、Audi Sport Team Land(アウディスポーツ・チーム・ランド)の3台のアウディR8 LMSがトップグループを走行していました。しかし、日曜日の朝、アウディの2台のレースカーに32秒のペナルティが科せられました。

 アウディスポーツ・チーム・フェニックスの1号車は、ピットレーンを出る際のミスでペナルティを受けました。そのため、1号車のステアリング握るニコ・ミュラー/フランク・スティップラー/ドリス・バンスール/フレデリック・バービッシュは12番手まで順位を落としてしまいますが、その後は素晴らしい追い上げを見せて、一時はトップを走行。しかし、レース終盤にタイヤ交換を余儀なくされ、最終的に5位でフィニッシュしました。

 アウディスポーツ・チーム・ランドから参戦した29号車のマティア・ドルディ/ケルビン・バン・デル・リンデ/クリストファー・ミース/レネ・ラスト組は、フラッグの見落としによりストップ&ゴー・ペナルティを受け、12番手まで後退してしまいます。しかし、その後はポジションを挽回して、6位でチェッカーを受けました。

2020年ニュルブルクリンク24時間レース アウディスポーツ・チーム・フェニックス1号車(ニコ・ミュラー/フランク・スティップラー/ドリス・バンスール/フレデリック・バービッシュ)
2020年ニュルブルクリンク24時間レース アウディスポーツ・チーム・フェニックス1号車(ニコ・ミュラー/フランク・スティップラー/ドリス・バンスール/フレデリック・バービッシュ)
2020年ニュルブルクリンク24時間レース アウディスポーツ・チーム・ランド29号車(マティア・ドルディ/ケルビン・バン・デル・リンデ/クリストファー・ミース/レネ・ラスト)
2020年ニュルブルクリンク24時間レース アウディスポーツ・チーム・ランド29号車(マティア・ドルディ/ケルビン・バン・デル・リンデ/クリストファー・ミース/レネ・ラスト)

 厳しいコンディションのなか、アウディのプライベートチームも素晴らしい健闘を見せました。Team Car Collection Motorsport(チーム・カーコレクション・モータースポーツ)のミラン・ドンジェ/パトリック・ニーダーハウザー/マイク・デビッド・オルトマン組は、総合16位となり、プロアマクラスで2位を獲得しました。

 Team IronForce Racing(チーム・アイアンフォース・レーシング)のエリア・アーハート/ピエール・カッファー/サイモン・レイチャー/ジャン-エリック・スローテン組は、総合18位でフィニッシュし、こちらもプロアマクラスで4位となりました。

 アウディR8 LMS GT4で参戦したTeam Giti Tire Motorsport by WS Racing(チームGitiタイヤモータースポーツ by WSレーシング)は、SP8カテゴリーで優勝しました。このチームは、昨年のレースで2位を獲得しています。今回のレースで、カリ-ペッカ・ラクソネン/クリスチャン・ジェスペン/ヤン・ソーレンセン/ローランド・ワシュカウ組は、土曜日の夜のスティントを走行後、大規模なサスペンションの修理を行ったにもかかわらず、見事にクラス優勝を果たしました。

 アウディRS3 LMSで参戦したTeam Bonk Motorsport(チーム・ボンク・モータースポーツ)は、このレースで5度目の表彰台を獲得しました。ミュンスターを拠点とするチームからアウディのエントリーレベルのツーリングカーで参戦したヘルマン・ボック/マックス・パートル/アレクサンダー・プリンツ/アンドレアス・モントマン組は、TCRカテゴリーで3位を獲得しました。

 アウディスポーツが掲げる“Born on the track, Built for the road”。この過酷なレースでのアウディR8 LMSの好成績により、このスローガンの通り、市販されるアウディR8の速さと耐久性・信頼性も証明することができたと言えるでしょう。

 アウディスポーツ・カスタマーレーシングは、1週間後に開催されるインターコンチネンタルGTチャレンジ第2戦のインディアナポリス8時間レースに参戦します。10月22日~25日には、スパ・フランコルシャン24時間レースが開催されます。

2020年ニュルブルクリンク24時間レース チームGitiタイヤモータースポーツ by WSレーシング アウディR8 LMS GT4(カリ-ペッカ・ラクソネン/クリスチャン・ジェスペン/ヤン・ソーレンセン/ローランド・ワシュカウ)
2020年ニュルブルクリンク24時間レース チームGitiタイヤモータースポーツ by WSレーシング アウディR8 LMS GT4(カリ-ペッカ・ラクソネン/クリスチャン・ジェスペン/ヤン・ソーレンセン/ローランド・ワシュカウ)
2020年ニュルブルクリンク24時間レース チーム・ボンク・モータースポーツアウディRS3 LMS(ヘルマン・ボック/マックス・パートル/アレクサンダー・プリンツ/アンドレアス・モントマン)
2020年ニュルブルクリンク24時間レース チーム・ボンク・モータースポーツアウディRS3 LMS(ヘルマン・ボック/マックス・パートル/アレクサンダー・プリンツ/アンドレアス・モントマン)


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