レース後のコメント:
チーム監督であるアンドレア・ザイドルのコメント:
「ポルシェのために、再びマニュファクチュアラーチャンピオンシップのタイトルを獲得できて爽快な気分です。
これは、地元ヴァイザッハと、各サーキットでレースに関わったチームのメンバーひとりひとりの功績です。
そして、私達のパートナーのおかげです。このタイトルは、速く、信頼性の高い車両と、強力なチームのパフォーマンスの結果です。
上海では、私達はポールポジションを獲得し、ファステストラップを打ち立て、常に最速で、最高のピットストップを行い、適切な作戦を用い、最高のドライバー達がステアリングを握りました。
私達には、このタイトルを手にする十分な資格があると思います。バーレーン最終戦ではドライバーチャンピオンシップタイトルの獲得を目指します」。
ポルシェ919ハイブリッド(カーナンバー1)のドライバーのコメント
ティモ・ベルンハルト(35歳、ドイツ):
「今日すばらしいレースができました。ブレンドンがいいスタートを切ってくれたので、リードをさらに広げることができました。
私は2番手のドライバーとしてダブルスティントを担当しました。小林可夢偉がドライブするカーナンバー6トヨタは、本当に手強かったです。
非常に多くのラップで、トラフィックが障害でした。
周回遅れのクルマをオーバーテークするとき、攻撃的になることと、守りに回ることを常にバランスさせる必要がありました。私達3人が、またレースで優勝できて、とても嬉しいです」。
ブレンドン・ハートレー(26歳、ニュージーランド):
「すばらしい日になりました。スタート後の最初のコーナーが興味深かったです。
トヨタは電気モーターで大量のエネルギーを使ったようで、第1コーナーへの飛び込みまでに私を簡単に抜き去りました。
しかしレギュレーションで使えるエネルギーの量が規定されているので、彼らがその代償を払うことになることがわかっていました。
セーフティカー導入直前には再びトップに立ちました。ファーストラップではちょっとしたバトルを楽しみましたが、その後はクリーンな走りに徹して18秒のリードを築きクルマを渡しました。
大きなラバーの塊によってライトを損傷したので、ノーズを交換しなければなりませんでしたが、ピットストップはすばらしく、最後のダブルスティントではすべてがスムーズに運びました。私は、この上なく幸せです」。
マーク・ウェバー(40歳、オーストラリア):
「今日のブレンドンはすごく速かったですし、ティモのダブルスティントも素晴らしいものでした。
私はシングルスティントを担当して使用済みのタイヤを片付け、ブレンドンがフィニッシュしました。ポルシェにとってすばらしい日となり、私達がそれに貢献できてとても嬉しいです」。