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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2020.11.19 14:10
更新日: 2020.11.19 16:04

IMSA:チップ・ガナッシ参入発表で2021年のDPiは最低6台に。デュバルがJDCからフル参戦か

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ル・マン/WEC | IMSA:チップ・ガナッシ参入発表で2021年のDPiは最低6台に。デュバルがJDCからフル参戦か

 チップ・ガナッシ・レーシング(CGR)は11月16日、2021年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権・DPiクラスに、キャデラックDPi-V.Rで参戦すると発表した。1台体制が予想されているが、ドライバーラインアップはまだ明らかにされていない。

 7度のIMSAチャンピオンシップ・ウイナーチームであるCGRは、2016年から2019年にかけてフォードGTのファクトリープログラムを担ってきたが、フォードがDPiプログラムを実施しないことを決定したため、2020シーズンはウェザーテック選手権に参戦していなかった。

2019シーズンまでCGRは、GTLMクラスにフォードで参戦していた
2019シーズンまでCGRは、GTLMクラスにフォードで参戦していた

 CGRは2015年以来となるトップレベルのプロトタイプレースへの復帰を目指し、複数のマニュファクチャラーと協議を重ねていた。

「(フォードGTによって)GTLMクラスで数年戦った後、IMSAに再び復帰し、総合優勝を目指してレースをするのが待ち切れないよ」とチームオーナーのチップ・ガナッシは語る。

「ゼネラルモーターズとの協力体制はNASCARカップ・シリーズから拡大しており、これ以上幸せなことはない」

「キャデラックとの提携は我々のチームにとって大きなチャンスだ。(2021年)1月のデイトナ24時間レースから、彼らのために戦っていきたい」

 キャデラックのロリー・ハーベイ副社長は、来季のDPiラインアップにキャデラックが加わることは「素晴らしい追加要素」であると述べた。キャデラック勢としてはこのほか、アクション・エクスプレス・レーシングとJDCミラー・モータースポーツが参戦を継続する。

「デイトナ24時間レースで8回優勝したチップの経歴とこの種のレースにおける彼らのチャンピオンシップの経験によって、キャデラックは2021年のIMSAでDPiのタイトルを争う、もうひとつの確固たるチームを得た」とハーベイは語っている。

 今回のCGRの参戦確定によって、来季のDPiクラスでは少なくとも以下の3メーカー・6台のフルシーズンエントリーが見られることとなりそうだ。

■次のページへ:DPi参戦予定の全6台を整理


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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