ル・マンへの切符を目指してAsLMSに参戦した日本勢は、木村武史が率いるCARGUY Racingとジョイントし、木村自身もラインアップに加わったケッセル・レーシング・バイ・カーガイの57号車フェラーリ488 GT3がクラス9位/総合22位に。星野敏/藤井誠暢/トム・ギャンブルというトリオで今戦に臨んだD’Station Racingの77号車アストンマーティン・バンテージAMR GT3はクラス13位/総合26位、根本悠生が乗り込んだガレージ59の89号車アストンマーティン・バンテージAMR GT3がクラス17位/総合30位と、ともに上位フィニッシュは叶わなかった。

 第2戦の予選は、またしてもGドライブの25号車、26号車がワン・ツーを奪取。14日(日)に行われた4時間の決勝レースでもロシアンチームが強さを発揮し、イー/ハプスブルク/ビンダー組26号車がトップフィニッシュで開幕2連勝を達成した。

 前日の開幕戦では4位に終わった僚友25号車が2位となり、Gドライブは今戦でワン・ツー・フィニッシュを果たしている。3位にはレーシング・チーム・インディアと表彰台争いを繰り広げたフェニックスの5号車オレカが入り、2戦連続のポディウム・フィニッシュを飾っている。
 
 LMP3クラスでも強豪チームが実力を発揮した。ユナイテッド・オートスポーツがワン・ツー・フィニッシュを飾り、23号車が開幕2連勝。チームメイトの2号車リジェが今季初表彰台を獲得した。

 GTクラスでは予選2番手からスタートしたGPXレーシングの40号車ポルシェ911 GT3 R(ジュリアン・アンドラウアー/アクシル・ジェフリーズ/アラン・フェルテ組)が今季初勝利を飾り、GTアマクラスではリナルディの66号車フェラーリが2連勝を達成した。

 D’Station Racingの77号車アストンマーティンはクラス13位/総合26位でフィニッシュ。木村/コム・レドガー/ミケル・イェンセン組57号車フェラーリはクラス8位/総合21位、根本が参加するガレージ59の89号車アストンマーティンはクラス10位/総合23位でのフィニッシュとなっている。

 AsLMSの次戦は2月19~20日、第3戦と最終戦がアブダビ、ヤス・マリーナ・サーキットで開催される予定だ。

優勝した26号車アウルス01・ギブソンのヤイフェイ・イー/フェルディナンド・ハプスブルク/レネ・ビンダー組
優勝した26号車アウルス01・ギブソンのヤイフェイ・イー/フェルディナンド・ハプスブルク/レネ・ビンダー組
ユナイテッド・オートスポーツの23号車リジェJS P320・ニッサンユナイテッド・オートスポーツの23号車リジェJS P320・ニッサン
ユナイテッド・オートスポーツの23号車リジェJS P320・ニッサン
D’Station Racingの77号車アストンマーティン・バンテージAMR GT3
D’Station Racingの77号車アストンマーティン・バンテージAMR GT3
2021AsLMSアジアン・ル・マン・シリーズ第2戦ドバイ 決勝結果
2021AsLMSアジアン・ル・マン・シリーズ第2戦ドバイ 決勝結果(PDF)

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