「GTレースの未来を安定させるための、1月の発表(GTDプロの創設)を、我々は誇りに思う」とIMSAプレジデントのジョン・ドゥーナンはSportscar365に対し語っている。

「それは、現在のマニュファクチャラー・パートナーからのフィードバックと、彼らのカスタマーレース・プログラムにとって何が最適であるかに基づき、決定された」

「その発表後になされたさらなるフィードバックと議論は、春に我々がローンチしたものを導くこととなった。何がもっとも市場に適合しており、何が我々の現在および将来迎え入れたい人々に対して容易に訴えかけることができるのかを考慮してきた」

「最終的に、それらが我々が今夜発表したことをもたらしたのだ」

「それは、タイヤに関する安定性だ。誰もが同じタイヤを履くことになる。(GT3)ホモロゲーションされたクルマは、ショック・アブソーバーやエアロなどに手を加えることができないからだ。それらは、ホモロゲートされている」

「また、BoPに関しては、シンプルに保つというアイデアだ。結局のところ、レース終盤にコーションが導入され、そのときプロ(ドライバー)がステアリングを握っていれば、(レース再開後に)周囲のライバルを苦しめることができる」

「それらを噛み砕き、現在のオーディエンスや新しい人々に対し、このスポーツをどのように説明するかを考えると、分かりやすさが必要だ」

「それら(ルール)を我々がシンプルなものにできれば、より良いものとなるだろう」

 なお、ドゥーナンはGTDクラスにブロンズドライバーを必須とする案も検討したが、「最終的には、現在の安定性がカギである」として採用しなかったことを明かした。

 GTDプロの概要が多くの部分でGTDと同様になることから、ドゥーナンは参戦台数の増加を予期している。2022年、ドゥーナンはそれぞれのクラスに「1ダース(12台)」の車両が参戦する感触がある、と述べている。

GTLMクラスは5台、GTDクラスは14台で争われた2021年のワトキンス・グレン戦
GTLMクラスは5台、GTDクラスは14台で争われた2021年のワトキンス・グレン戦

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