レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2021.12.08 18:13
更新日: 2021.12.09 22:06

リジェが高性能プロトタイプ『JS PX』発表。836馬力、ル・マンで3分20秒切りを謳う特別モデル

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


ル・マン/WEC | リジェが高性能プロトタイプ『JS PX』発表。836馬力、ル・マンで3分20秒切りを謳う特別モデル

 フルカーボンベースのJS PXはABSをはじめ、トラクションコントロールや独自のエンジン・パフォーマンス・システムが搭載され、アマチュアドライバーにも適した仕様となっている。

 マシン開発には今年のIMSA DPiクラスで60号車アキュラARX-05を走らせ、2023年にはアキュラのLMDhプログラムの一端を担うことが発表されたマイヤー・シャンク・レーシングに参加したオリビエ・プラも携わった。

 プラは「836馬力ものパワーがあるので加速はとてもハードだよ。また、かなりの負荷が掛かる」と語った。

「このモデルでのリジェの目的は特別なクルマを設計することだった。正直なところ、F1カーを除けば、サーキットでこれほど速いクルマは世界にそうないと思う」

「それでいて、すべての電子機器を搭載しているためドライブは簡単なんだ。だから経験豊富なドライバーとジェントルマンドライバー、どちらにも適している。LMP1カーでル・マン24時間に出ているような感覚をトラックデーで体験できるんだ」

 リジェはJS PXを購入した顧客に「(サーキットに)到着してすぐ走れる」ようにクルマの保管と運営を行う“ターンキー・サービス”を提供する予定だ。なお、車両価格やサービスの価格は明らかにされていない。

ハイパワーでありながらABSやトラクションコントロールを備え、ジェントルマンドライバーでも扱いやすいクルマになっているという
ハイパワーでありながらABSやトラクションコントロールを備え、ジェントルマンドライバーでも扱いやすいクルマになっているという
リジェJS PXは、LMP2規定やWECのル・マン・ハイパーカー規定、IMSAのLMDhなど、レギュレーションに縛られない究極のプロトタイプカーとして開発された
リジェJS PXは、LMP2規定やWECのル・マン・ハイパーカー規定、IMSAのLMDhなど、レギュレーションに縛られない究極のプロトタイプカーとして開発された


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース