3日、イタリア・バレルンガで世界ツーリングカー選手権(WTCC)の合同テスト2日目が行われ、ホセ-マリア・ロペス(シトロエンCエリーゼWTCC)がトップタイムをマークした。

 WTCC合同テスト2日目は、時おり雨やひょうが降るコンディションで行われた。ロペスはチームメイトのイバン・ミューラーとマシンをシェアする形で作業を実施。午後に行われた3回のセッションを担当し、最後のセッションではコンディション回復を待つために走行時間をロスしたものの、1分37秒123のトップタイムをマークした。

 一方、ライバル勢は最終セッションで自己ベストタイムの更新も叶わず、2番手には午前中に走行したミューラーがつける形となった。3番手には、今季からWTCCへフル参戦するボルボ勢のテッド・ビョーク(ボルボS60ポールスターTC1)が続いている。

 前日、トップタイムを記録したSLRのメディ・ベナーニは4番手につけたほか、テスト初日に激しいクラッシュを演じたカンポス・レーシングのジョン・フィリッピ(シボレー)は、マシンの修復が間に合わず、この日は走行することができなかった。

 WTC開幕戦は4月1日~3日にフランス・ポールリカールで行われる。

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