レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.02.07 17:30
更新日: 2017.02.07 17:43

ポルシェ バサースト12時間 レースレポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


ル・マン/WEC | ポルシェ バサースト12時間 レースレポート

2017年2月07日
インターコンチネンタルGTチャレンジ、バサースト12時間、オーストラリア

マウント・パノラマ・サーキットでポルシェが総合2位と4つのクラスで優勝を獲得

 ドイツ.ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)のカスタマーチームが、2月5日(日)にバサースト(オーストラリア)のマウント・パノラマ・サーキットで快挙を達成しました。

 コンペティション・モータースポーツの911 GT3 Rをドライブした、ポルシェ・ワークスドライバー、パトリック・ロング(米国)およびポルシェ・ジュニアのマット・キャンベル(オーストラリア)は、マルク・リーブ(ドイツ)/デビッド・カルバート-ジョーンズ(オーストラリア)と共に、総合2位とクラスA-GT3 Pro-Amの優勝を飾っています。

クラスA-Pro/Am優勝と総合2位を獲得したコンペティション・モータースポーツ
クラスA-Pro/Am優勝と総合2位を獲得したコンペティション・モータースポーツ

 14の自動車メーカーが参加したこの栄誉あるレースでは、ウォーキンショーGT3の911 GT3 R、スティーブ・リチャーズモータースポーツの911 GT3カップ、プロスポーツ・パフォーマンスのケイマンもそれぞれクラス優勝を飾りました。

 911 GT3 Rは、ドバイとデイトナの24時間クラシックに続く、この重要な耐久レースにおいても素晴らしい結果を残しました。

 ドバイでは、ヘルベルス・モータースポーツが総合優勝を飾り、デイトナではアレグラ・モータースポーツがGTDクラスを制するなど、最高出力500PS超の911 GT3 Rは完璧なシーズンのスタートを切っています。

 このマシンは、最新型のダイレクト・フューエル・インジェクションを採用する4リッター水平対向6気筒エンジンを搭載しています。

 日曜日の午前5時45分、周囲がまだ暗闇に包まれている中、52台のマシンが、ニューサウスウェールズ州の全長6.213kmのサーキットで行われたインターコンチネンタルGTチャレンジ開幕戦のスタートを切りました。

 ドライバーにとって過酷な条件となる早朝のスタートと23もの高速/低速コーナーの組み合わせが、ブルーマウンテンズ麓のローラーコースターサーキット、バサーストの特徴です。

 ポルシェ・ジュニアのマット・キャンベル(オーストラリア)は、このサーキットを熟知しています。キャンベルはコンペティション・モータースポーツの911 GT3 Rを駆り、最初のスティントを走破しました。

 16回のセーフティカーの出動のうちの1回を終えた後18位まで順位を下げたものの落ち着いていました。デビッド・クラバート-ジョーンズに12号車を引き継ぐまでに、見事なパフォーマンスによって9位まで巻き返しました。

 クラバート-ジョーンズから、ル・マン総合の覇者で世界耐久選手権のチャンピオンであるマルク・リーブへ、さらにパトリック・ロングへとコックピットが引き継がれました。

 彼らは前方を走るマシンを捕らえると、それらを大きく引き離しました。最終スティントで再びステアリングを握ったマット・キャンベルは、ドライブスルーペナルティを受けたにもかかわらずチェッカーに向けてペースを上げて総合2位とクラス優勝をチームにもたらしました。


関連のニュース