日本時間6月10日23時にスタートを迎える2023年WEC世界耐久選手権第4戦ル・マン24時間レース。今年、第1回の開催から数えて100周年を迎えたル・マンは、記念イベントなども多く開催され、レースウイークの早い段階から例年以上に多くの観客を集めるなど、大きな盛り上がりを見せている。

 既報のとおり、予選ハイパーポールではフェラーリ499P勢が速さを発揮。これまでのところ、フェラーリには隙がないようにも見える。直前のルール変更により性能抑制措置を受けたトヨタGR010ハイブリッドがどこまでフェラーリと戦えるか、が決勝における争点となりそうだ。また、降雨予報も出ていることから、天候も大きなカギを握ることが予想される。

 ここではそれらの要素とは別に、今年変更されたルールとその運用の観点から、2023年のル・マン決勝においてポイントとなりうる要素を2点、確認しておきたい。

■夜でも「見られている」トラックリミット

本日のレースクイーン

七星じゅりあななほしじゅりあ
2025年 / オートサロン
尾林ファクトリー/東京オートサロン2025
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