投稿日: 2017.04.22 23:33
更新日: 2017.04.24 13:27

TOYOTA GAZOO Racing 2017スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿 予選レポート


スーパーフォーミュラ | TOYOTA GAZOO Racing 2017スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿 予選レポート

トップ3が0.1秒以内!極僅差のポール争い
中嶋一貴がコースレコード更新で通算5度目のPP獲得

 4月22日(土)鈴鹿サーキットでスーパーフォーミュラ開幕戦の予選が行われ、中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)がコースレコード更新の好走を見せ、自身通算5度目となるポールポジションを獲得。0.09秒という僅差でディフェンディングチャンピオンの国本 雄資(P.MU / CERUMO ・ INGING)が2番手となり、トヨタ勢が最前列グリッドを独占した。

国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)
国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)

 22日(土)は朝から好天に恵まれ、風は強いものの暖かな日差しの下、気温22度、路面温度33度というコンディションで午後2時からQ1(20分)が開始された。 まずは各車中古タイヤで一斉にコースインし、一旦タイムを出してピットイン。この時点で、上位18台が1秒以内、3番手から12番手まで、10台がコンマ2秒以内に入るという、今年も僅差の予選を予想させる幕開けとなった。

 全車新品タイヤへと交換し、残り7分を切るあたりから再コースイン。中嶋一貴が好タイムでトップに立つと、2番手は目まぐるしく順位が入れ替わる展開に。

 各車セッション終盤へ向けタイムを更新していく中、チェッカー目前のアタックに入ったフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)が1コーナーでコースアウトを喫し、タイヤバリアにクラッシュ。ローゼンクヴィストは前半に出したタイムにより15番手につけたが、惜しくもQ2進出ならず。F3マカオGP2連勝という経歴をひっさげての注目のルーキー、ローゼンクヴィストだったが、初戦から洗礼を受ける形となってしまった。

 同じくルーキーで、全日本F3チャンピオンとして今季からステップアップした山下健太(KONDO RACING)もタイム更新ならず、17番手でグリッド確定となった。また、チーム移籍で気分一新となった小林可夢偉(KCMG)は、ギアシフト系のトラブルに見舞われながらもまずまずのタイムを刻んでいたが、アタックラップ終盤に燃料系にもトラブルが発生し、アタックを中断。18番手で予選を終えることとなった。


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