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投稿日: 2017.05.29 11:24

TOYOTA GAZOO Racing 2017スーパーフォーミュラ第2戦岡山 レースレポート

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スーパーフォーミュラ | TOYOTA GAZOO Racing 2017スーパーフォーミュラ第2戦岡山 レースレポート

2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦 岡山
2レースともトヨタエンジン搭載車が表彰台を独占
レース1はロッテラー、レース2は関口が優勝

 スーパーフォーミュラの第2戦岡山大会は2レース制で開催。ノーピットスプリントのレース1は2番手グリッドから抜群のスタートで首位を奪ったアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が独走し、今季初勝利。

 ポールポジションを獲得した関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が2位。3位にはルーキーのニック・キャシディ(KONDO RACING)が入り、デビュー2戦目にして初の表彰台を獲得した。

 レース2は早めのピット作戦を採った関口が圧倒的な速さで首位に立ち今季初勝利。ポールスタートの石浦が2位、ロッテラーは3位で連続表彰台。トヨタエンジン搭載車が2レースともに表彰台を独占した。

レース2を制した関口雄飛と星野一義監督
レース2を制した関口雄飛と星野一義監督

 5月27日(土)、28日(日)の両日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで、全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦が開催された。

 今季第2戦は、土曜日、日曜日にそれぞれ予選、決勝を行う2レース制として開催。土/日とそれぞれ異なるフォーマットの予選と決勝方式で争われた。

レース1予選

 27日(土)のレース1予選は、通常のノックアウト方式ではなく、20分間1セッションのベストタイムによりグリッドが決定。

 各車セッション開始の6分以上前からピットロードで待機し、午前10時30分、気温22度、路面温度32度のコンディションでセッションが開始されるとともに一斉にコースへ。各車まずタイムをマークしてピットへ戻り、残り7分を切ったあたりから再アタックに入った。

 19台同時のアタックとなり、狭いコースでクリアラップを取るのに苦労するなか、他車よりも早めにコースインする作戦が功を奏した関口が圧巻のアタックを見せ、2番手にコンマ5秒以上の大差をつけポールポジションを獲得。関口に続いてコースインしていたロッテラーが2番手で最前列に並ぶこととなった。

 終盤、各車がタイムを更新していき、目まぐるしく順位が入れ替わっていくなか、ルーキーのキャシディが健闘を見せ3番手。スーパーフォーミュラ2戦目ながら2列目グリッドを確保して見せた。

 昨年ポールの石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が4番手。ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が5番手。小林可夢偉(KCMG)が7番手、山下健太(KONDO RACING)も8番手と、ルーキー勢が気を吐いた予選となった。

 その一方で、ディフェンディングチャンピオンで岡山を得意とする国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)は10番手、開幕戦で圧勝して見せた中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)は苦戦し11番手と厳しいポジションに。

 午前中のフリー走行でトップタイムをマークしたフェリックス・ローゼンクビスト(SUNOCO TEAM LEMANS)は、セッション終盤にスピンを喫し14番手。

 ポールの関口のみ大きく離れたタイムとなったが、2番手以降は15番手までがほぼコンマ5秒内に入るという僅差の争いの予選でトヨタ勢は上位を占めたものの、各チームは明暗の分かれる結果となった。

レース1決勝


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