全日本スーパーフォーミュラ選手権第6大会は10月11日(日)、静岡県の富士スピードウェイで第10戦の公式予選が行われ、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)が第9戦に続きポールポジションを獲得。2番手は岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)、3番手はザック・オサリバン(TEAM IMPUL)となった。

 オオムラ・フラガがポール・トゥ・ウインを飾った第9戦から一夜明け、迎えた10月11日の富士スピードウェイも朝から富士山がくっきりと顔を出す快晴に恵まれた。10時から行われた第10戦の公式予選は、気温23度/路面温度32度というコンディションで始まった。

●Q1:大湯都史樹と坪井翔のトヨタエンジン勢がトップでQ2進出

 まずスタートしたQ1のA組では、小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC)、野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)のみがアウト〜ウォームでアタックへ。他の10台は一度ピットインを行ってからアタックに入っていった。

 チェッカーに向けてセッション残り1分を切ってから続々とタイムが記録されていくが、1分22秒793を記録しトップでQ2進出を果たしたのは、この週末セットアップを大きく変更してきていた大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)。前日までは課題が多かったが、トップにつけることに成功した。

 1分22秒854で2番手につけたのは、第9戦ポールシッターのオオムラ・フラガ。3番手には第9戦の決勝で苦戦した牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分22秒873で続いた。4番手には野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)、5番手には野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)が続き、6番手には前日0.003秒差でQ2進出はならなかった松下信治(DELiGHTWORKS RACING)がつけた。一方、ランキング4位の福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE)が9番手でまさかのQ1脱落となった。

 続いて10時15分からスタートしたB組では、ルーク・ブラウニング(REALIZE KONDO RACING)、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)がアウト〜ウォームでアタックへ。他10台は一度ピットインを行った。

 まずアタックを行ったのは岩佐で、1分22秒825を記録しさらに2アタックを行っていく。同様に2アタックを行ったのはランキング首位の太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)で、1分22秒688までタイムを縮め岩佐を上回っていった。

 しかし、そんな太田のタイムを上回ったのは坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)。1分22秒595まで縮め、トップでQ2に進出。トヨタエンジン勢がA組、B組ともQ1のトップとなった。2番手は太田、3番手は1分22秒790を記録したオサリバン。岩佐は4番手、5番手は佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)に。小出峻(ThreeBond Racing)が6番手となった。前日Q1突破の殊勲の走りをみせた卜部和久(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)は8番手でQ2進出はならなかった。

スーパーフォーミュラ第10戦富士はオオムラ・フラガが2戦連続ポール。太田は4番手で得点ならず
大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING) 2026スーパーフォーミュラ第9戦・第10戦富士
スーパーフォーミュラ第10戦富士はオオムラ・フラガが2戦連続ポール。太田は4番手で得点ならず
イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING) 2026スーパーフォーミュラ第9戦・第10戦富士

●Q2:オオムラ・フラガが2戦連続ポールを獲得。岩佐が続く

 10時35分から行われたQ2は、アウトラップからウォームアップのプロセスが陣営によって異なるなかでセッションが進んでいった。そんな中、太田はややバタバタとしたピット作業を行ってからコースインした様子が映像で捉えられた。

 残り1分ほどから続々とアタックが展開されていくなか、1分22秒266までタイムを縮め第9戦に続きポールポジションを奪ったのはオオムラ・フラガ。「昨日から大きなチャレンジを行っていた」という岩佐が1分22秒395で2番手に続いた。3番手は1分22秒505を記録したオサリバンとなった。

 太田は1分22秒542を記録したものの、4番手で予選トップ3ポイント獲得はならず。予選Q2終了後、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGのサインガードでは太田がチームと話し合う様子がこちらも中継映像に映し出されている。Q1A組のトップだった大湯は5番手に。B組トップの坪井は6番手となった。

「今日はQ1から前日とはフィーリングが変わっていましたが、Q2に向けてうまくドライビングで合わせることができ、しっかり結果に繋げることができました。スーパーフォーミュラではQ2への細かい調整が大事になりますが、そのアジャストが正確な方向にいっていると思います。午後の決勝では深く考えすぎず優勝したいと思います」とオオムラ・フラガは予選後のフラッシュインタビューに答えた。

 第10戦の決勝レースは15時から行われる。

スーパーフォーミュラ第10戦富士はオオムラ・フラガが2戦連続ポール。太田は4番手で得点ならず
岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS) 2026スーパーフォーミュラ第9戦・第10戦富士
スーパーフォーミュラ第10戦富士はオオムラ・フラガが2戦連続ポール。太田は4番手で得点ならず
太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) 2026スーパーフォーミュラ第9戦・第10戦富士

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