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 3周完了時点で一旦、隊列が整い、先頭から国本、関口、中嶋一貴、石浦の順に。この時点で国本と関口の差は2秒ジャスト、5周終了時点では2.6秒と周回を重ねるごとにコンマ5秒程度、差が大きく広がっていく展開となる。

 その後方ではバトルによる順位変動もあるものの上位陣は膠着状態に。ここで最初に動いたのはロッテラー。9周完了時点で早々にピットイン、約9秒の給油のみでタイヤを交換せずに再びコース最後尾へと戻った。

 チームメイトの一貴も早めに動き14周完了時にピットイン。ロッテラーと同様、給油のみの作戦をとり、ロッテラーの前でコースへ復帰した。この翌周には2番手走行の関口も一貴に合わせる形で給油のみでピット作業を終え、一貴の前でコースに戻り、関口、一貴、ロッテラーの順で第2グループを作る。

 関口、一貴の2番手、3番手がピットに入り、状況が好転したのがスタート直後は4番手だった石浦。関口と一貴が前からいなくなると1分26秒台の速いペースで周回を重ね、20周終了時点でトップの国本は後ろの石浦に7.6秒の差がついていたが、石浦のペースの方がやや早く、周回を重ねるごとにジワリと差を詰めていく。

 レース中盤になると、中団のマシンは順次ピットに入っていく。給油のみ、給油+リアタイヤ2本、給油+4本と戦略が分かれていた。

 25周目、3位を走っていた山本尚貴がホームストレートを走行中、左リヤタイヤがバースト。山本は既に1コーナーに差し掛かっており、スローペースのまま、丸々1周を走らなければいけない状況へと追い込まれてしまう。

 山本はなんとかピットに戻ることはできたが、そのままガレージにマシンを入れ、コクピットを降りレースを終えた。

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