続く予選Q2セッション、ピットロード出口では定められたセッション開始3分前から早々とマシンが並び、Q1トップの関口はフロントタイヤのみスクラブしたタイヤで、国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)は4輪スクラブ済みのタイヤを装着してセッション開始の時を待っていた。10分間のインターバルののち、7分間によるQ2が始まった。

 クリアラップを取るために時折ペースを落としながら前との間隔を作るマシンも見られるなか、ウォームアップラップが重ねられていく。

 計測3周目を迎え、各車ベストタイムを刻み始めアタックラップが始まった。最初にターゲットタイムを出したのは国本で1分05秒641、直後にロッテラーが1分05秒122と自身が持つコースレコード1分05秒005を更新目前のタイムでトップを奪う。そのロッテラーのあとに一貴、石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)と続き、この時点で国本は4番手まで落ちてしまう。

 Q1同様インパル勢は計測4周目に狙いを定めタイムアタック。まずは関口がコントロールラインを通過し1分05秒384と2番手へと浮上。マーデンボローは自己ベストタイムを更新するも8番手、ギリギリのQ3進出となった。Q2最終トップ3はロッテラー、関口、一貴の順に。

 国本は最後に9番手まで沈みQ2敗退。その他、中嶋大祐(TCS NAKAJIMA RACING)、伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、フェリックス・ローゼンクビスト(SUNOCO TEAM LEMANS)、ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)、塚越広大(REAL RACING)の6台がQ2で姿を消した。ホンダ勢ではピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)のみがQ3進出を果たした。

 最後の7分間のQ3セッションはロッテラーを先頭にコースイン。石浦、小林可夢偉(KCMG)、一貴はやや間隔を開けてコースへと向かう。

 ロッテラーのアタックラップはQ1、Q2と同様に計測3周目、ターゲットとなるタイムを出すかと注目のなか、1コーナーでミスがあったようでセクター1のタイムが伸びず3周目でのアタックを止め、勝負を次の周回へと見送る。

 代わりにガスリーが計測3周目でアタックを行い1分05秒080でトップに。その後、トップタイムの更新がなく、ポールはガスリーに確定したかと思われた。

 しかしセッション終盤、チェッカー間際でキャシディがコースレコードを更新する1分04秒910でトップに躍り出た。さらに、計測4周目で上位に名前のなかった関口が執念のアタック。計測5周目で2番手へと食い込みフロントロウを獲得した。

 最終順位トップ3はキャシディ、関口、ガスリーに。キャシディはスーパーフォーミュラルーキーイヤー6戦目にして初のPP獲得。これで今季のスーパーフォーミュラは第6戦の今回まで、ポールシッターが7人(第2戦が2レース制)という混沌を象徴する展開に。

 KONDO Racingの近藤真彦監督は「ニックは最終コーナーを立ち上がってまだチェッカーを受けてないのに『イェーイ!!』って無線で叫んでいた(笑)。マシンの速さはあるので、あとは明日のスタート次第。優勝をプレゼントしてもらいます」と、満面の笑みでテレビのインタビューに答えた。

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