「スーパーフォーミュラはベリーエキサイティング。僕はF1の現場にも取材で行っているので、世界のいろいろなサーキットや鈴鹿サーキットのような大きなコースも知っています。でも、このSUGOは小さなコースだけどいろいろ便利だし、コースと観客の距離がとても近くて雰囲気がグレートですね。鈴鹿のF1の時も感じたけど、日本のモータースポーツファンは熱狂的で、これは世界的にとてもユニークなことだと思っています。日本のモータースポーツファンはちょっと特別な感じを受けます。特に、F1の鈴鹿はクレイジーとしかいいようがない(笑)」

「今回のスーパーフォーミュラに限って言えば、コンペティションがとても激しいカテゴリーだという印象を受けました。経験豊富なベテランドライバーのアドバンテージも小さくて、全体のタイム差が拮抗しているし、とても緻密な戦略が必要にななる。昨年、(ストフェル)バンドーンが参戦して1勝を挙げましたが、チャンピオンにはなれなかった。それでも彼はF1で活躍しているわけで、そのくらい、スーパーフォーミュラはレベルの高いカテゴリーだということ。とてもよい印象を受けています」

 もし来年のトロロッソ・ホンダにガスリーが乗ることになったら、フランスのモータースポーツファンはホンダをどのように見るのだろう。

「今の段階ではおそらくとしか言えないけど、ガスリーがトロロッソからF1にデビューしたら、フランスのモータースポーツファンはトロロッソと同じくホンダに親近感を覚えるだろうし、マクラーレン・ルノーとの戦いは楽しみになるでしょうね(笑)」

 日本のF1ファンにとっても、来年のマクラーレンには複雑な感情が入り交じるが、それはフランスでも同じなようだ。ガスリーを応援するのか、フランス企業のルノー絡みでマクラーレン・ルノーを応援するのか、なかなか選択は難しい。

「ホンダはインディカーでも成功しているし、F1でもインプルーブして、マクラーレンとのアクシデント(苦笑)を乗り越えて、トロロッソとともに成功することを心から願っていますよ」

 頼むぜホンダ、と言わんばかりのニコラス・アリックス氏。もしガスリーのF1昇格、そしてトロロッソ・ホンダからのデビューとなれば、ホンダF1は日本だけでなく、フランスのモータースポーツ人気にも大きな重責を担うことになりそうだ。

スーパーフォーミュラの人気ぶりに驚きを見せたニコラス氏。F1直下のフォーミュラとして世界的に成功しているカテゴリーは実質スーパーフォーミュラとF2のみ

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