岡山国際サーキットで行われたスーパーフォーミュラ第2戦の公式予選。今回も注目を集めていたストフェル・バンドーンは、まさかのトラブルに見舞われ17番手でQ1敗退となった。

 フリー走行では6番手タイムと順調な滑り出しをみせたバンドーン。上位14台に絞られる予選Q1でも1回目のアタックでは1分15秒507で9番手タイムをマーク。十分にQ2進出圏内に届きそうな勢いをみせていた。

 しかし、一旦ピットに戻って再びタイムアタックを行おうとしたが、電気系のトラブルによりギア操作が機能しなくなってしまった。これでセッション終了前にマシンを降りることになり、17番手でQ1敗退。まさかの展開にバンドーンも「ほとんど予選を走ることができなかったから、話せることは少ないんだよね」とお手上げ状態。抜きどころが少ない岡山で上位進出というのは厳しい状況だが、明日の天気がチャンスを生み出すきっかけになるという。

「電気系のトラブルでギヤシフトが機能しなくなった。新品タイヤで十分にアタックもできず残念だった。明日は最後尾に近いところからのスタートだから、もうやることはひとつ。前を目指していくだけだよ。雨は嫌いじゃないし、トリッキーなコンディションになれば、チャンスも増えてくるだろう。可能な限りポジションアップできるように頑張るよ」

 前向きなコメントがあった一方で、やはり気になるのが、岡山国際サーキットの習熟度。いきなり3位表彰台の活躍をみせた鈴鹿では、レースウィークを迎える前に計5日間の走行機会があり、しっかりとした走り込みができた。それに対し岡山は3月末の公式テストで走行したが、急遽F1バーレーンGPへの出走が決まったため、テストを1日で切り上げることに。鈴鹿とは走り込みという点で差が出てしまう。

 これについてバンドーンは「3月に一度走れただけでも大きな収穫だった。その時も速さを見せることができたし手応えも感じていた。確かにもっと走れることに越したことはないけど、鈴鹿と比べて(経験の部分での)大きな差は感じていない。岡山について分からない部分もないし、マシンバランスもすごくいい。きっと良いパフォーマンスを出せるよ」と、自信をみせていた。

 鈴鹿から一転して後方からの追い上げという展開を強いられたバンドーン。明日は彼の腕の見せどころのレースとなりそうだ。

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