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投稿日: 2016.06.02 15:57
更新日: 2016.06.03 15:15

TEAM無限 スーパーフォーミュラ第2戦 レースレポート

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スーパーフォーミュラ | TEAM無限 スーパーフォーミュラ第2戦 レースレポート
山本尚貴(TEAM無限)
山本尚貴(TEAM無限)

5月28日(土)
■ フリー走行 1回目
#16 山本 5位 1分13秒944

 明けて28日土曜日、午前9時00分から1時間にわたり、ドライ路面でフリー走行が行われた。気候は朝から雲がかかり前日からは一転、気温は低下しコンディションは大きく変わった。今シーズンはブレーキ磨材が変更になる予定だが、主催者側の準備の都合でこのイベントまでは従来のブレーキ在庫品を引き続き用いる。

 今シーズンより、1回のレースウィークに使用できるニュータイヤが従来の3セットから4セットに増えた。また持ち越しユーズドタイヤを含めた全体の持ち込みタイヤは8セットと変わらない。チームは、まずユーズドタイヤを使って、遅れているセッティングを進めることにした。

 セッション前半はユーズドタイヤを用いて、前日から引き続き持ち込みセッティングの確認が行われた。天候は決勝日へ向けて悪化の予報が出されており、コンディション変動に対する対応も進められた。#16 山本はセッション序盤にコースをオーバーランしてピットに一旦戻りチェックを行ったが問題はなく、その後コースに復帰して順調にタイムを短縮し始めた。

 上位陣は前日を上回る1分14秒台に突入したが#16 山本は1分15秒台前半でセッション前半を終え、後半のタイムアタックシミュレーションに備えた。セッション後半、コースオフした車両回収のため赤旗が提示され、残り時間15分でセッションが再開された。#16 山本は、ニュータイヤではなく、あらかじめ皮むきだけをしたタイヤを用いてタイムアタックのシミュレーションに入った。空からは細かい雨が落ち始めるというコンディションの中、真っ先に1分13秒台へ突入、その時点でのトップに立った。

 その後、#16 山本のタイムを上回る選手も出てきたが、セッション終了時点で#16 山本の順位はトップタイムと0秒322差の5番手と、上々のポジションでフリー走行を終えて公式予選に臨むこととなった。


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