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投稿日: 2018.07.09 10:40

JMS P.MU/CERUMO・INGING 2018スーパーフォーミュラ第4戦富士 決勝レポート

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スーパーフォーミュラ | JMS P.MU/CERUMO・INGING 2018スーパーフォーミュラ第4戦富士 決勝レポート

ドライバー/#1 石浦宏明

「今週はキャシディ選手がどのセッションでも速く、決勝前もセットアップに悩みました。自分たちは、タイヤが少し消耗してきた辺りでのクルマのバランスがよさそうだったので、周りが(タイヤを消耗して)つらくなってくるところで勝負ができるようにと考えてレースを進めました」

「キャシディ選手がピットインした後の数周でプッシュはしたものの、そこでギャップを削れなかったことで勝負がついてしまいました。悔しい結果ではありますが、速さを見せることはできましたし、シーズンを考えてもまだチャンスはあります。チャンピオンシップに対しても、今日の表彰台獲得で踏みとどまれたと思います。残り3戦、勝負していきたいです」

ドライバー/#2 国本雄資

「スタートタイヤは悩みましたが、ミディアムタイヤにすると決めました。そうすると、前半のスティントで同じタイヤでスタートしたメンバーのなかで最上位にいなければならず、そのためにはスタートで前に出ないといけないと考えていました。スタートは完璧に決められたし、きちんとミディアムタイヤ勢でトップに立てたのが、表彰台圏内までポジションを上げられた大きな要因だと思います」

「ソフトタイヤで長い距離を走ることになりましたが、ピット作業のタイミングも良く、誰もいない場所で常にプッシュできました。最後の10周ぐらいは、前に追いつけるほどのギャップでもなかったですし、タイヤに関しても最後までもつか不安な部分があったので、ペースをコントロールしながら走りました」

「バトルは少なかったですが、タフなレースでした。何とか3位を獲れたのは良かったですし、チームにも感謝しています。次のもてぎでも、きっちりとポイントを獲りたいと思います」

監督/立川祐路

「国本は戦略的にも狙い通りの結果に持っていけましたね。ソフトタイヤでかなりの周回数を走るという難しい作戦でしたが、国本がきっちりとこなしてくれました。石浦は、できればキャシディ選手の前に出したかったですが、相手も速かったですね」

「優勝できなかったのは残念ですが、今週は2台ともに速さがありました。悔しい気持ちはありますが、そんななかで最大限できることはみんなこなしました。チャンピオンシップを考えても次につながる戦いができたと思います。残り3戦で、チーム初のワン・ツー・フィニッシュを果たしたいですね」

総監督/浜島裕英

「国本は、ドライバーもエンジニアもメカニックも、すべてが良かったですね。アクシデントも何もなく走り切り、あそこまで順位を上げられて良かったです。石浦に関しては、相手も速かったですから、序盤で先頭に立てなかったことが優勝を逃した理由になると思います。とはいえ2台揃っての表彰台獲得は、欲張らずに言えば非常に良い結果です。次は2台でワン・ツー・フィニッシュですね。チャンピオンシップも連覇に向けて頑張りたいと思います」

国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)


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