更新日: 2019.03.06 12:00
関口雄飛 2019スーパーフォーミュラ合同テスト2日目 テストレポート
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合同テスト2日目、天候は晴れとはいえ気温はそれほど高くない状況のなかで、午前9時からの第3回セッションが始まりました。このセッションは前日のスケジュール変更によって、2時間15分間で行われることになりました。
ゼッケン19番をつける関口雄飛は、ニューマシンとともに思わぬ不調に見舞われます。セッション序盤はコンディションが良くないのでコースインすることもなくピットで待機していたのですが、いざコースに出てみると、いたるところでオーバーステアに見舞われ、何度かセットアップの根本的な変更をしてはトライしました。
しかし、セッション終盤になっても原因を見出せず。ニュータイヤを履いてもタイム的には14番手、1分37秒652に留まりました。チームメイトのマシンとまったく同じセットアップにしても、1秒近く遅いという現実は何か原因があるに違いありません。
午後のセッションは14時45分から17時15分までとなり、それまでの間にエンジニアとともに原因究明のため、データ解析に励みました。複雑な要素のなかで、ある程度の仮説を立てて、それを検証していく地道な作業のため、午後のセッションは、序盤から積極的にコースインとピットインを繰り返し、セットアップを煮詰めます。
セッション中盤を過ぎたあたりからいきなり2番手タイムをマークした関口雄飛は、その後も順調に周回を重ね、テストプログラムを消化していきました。最終的に4番手となる1分36秒956をマークし、2日目のテストを終えました。
■関口雄飛のコメント
「もう大丈夫です!! 大きな問題も解決しましたし、セットアップの方向性もわかりました」
「午前中はまったくマシンが決まらず、何をやってもオーバーステアが消えなかったのですが、午後までの間にデータを見つめなおした結果、すべてが解決できました。まだ開幕戦までの間に富士のテストもありますし、いけると思います」
「今日はいろいろ試したかったことも試せましたし、ロングランもまずまずの結果でした。ニューマシンのセットアップの方向性は見えましたから、今年はいけると信じています」