残り10分を切ると各チームの動きが再び活発となり、多くのマシンがコースイン。チェッカーに向けてアタックが行われていくことに。その中で1分14秒001でまずはトップに浮上したのは石浦宏明(P.MU/cerumo・INGING)。直後に山本が1分14秒047で2番手に続いていったが、チェッカー間際のタイミングで野尻が1分13秒991をマーク。ただひとり1分13秒台に入れて、このセッションのトップとなった。

 2番手に石浦、3番手に山本と続き、序盤から上位に名を連ねていた可夢偉が4番手に。アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)、平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)、塚越広大(REAL RACING)、小暮卓史(DRAGO CORSE)と続いている。

 なお、負傷療養中の中嶋一貴に代わって1号車をドライブしている大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM’S)は、開始直後から積極的に周回。ベストタイムは1分15秒394で16番手となったが、このセッションでは最多となる31周を走りこんでいる。

 ちなみに、フォーミュラ・ニッポン〜スーパーフォーミュラでのこれまでのコースレコードは、松田次生が2008年にマークした1分15秒808。フリー走行の時点で17台がこのタイムを上回っており、予選ではこのタイムがどこまで更新されていくのかにも注目だ。

 スーパーフォーミュラの公式予選は、13時40分よりノックアウト方式の予選Q1がスタートする。

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