午後1時ちょうどにQ1がスタート。ピットロード出口の1番近くにピットを構える石浦と国本は先頭でコースへと向かっていった。20分の走行時間が設定されているQ1だが、セッション前半で1アタックして暫定の順位を出しておき、残り数分で最終アタックをかけるのがセオリー。

 そのセオリー通り、まずは計測3~4周目に最初のアタックに向かうが、ここで国本が馬の背コーナーでマシンをコースオフさせてしまう。幸いエンジンも止まらずにコースに復帰した国本はそのままピットへ戻りマシンのコンディションをチェック。大きな問題もなく、ラストアタックのタイミングをピットで待つことになった。

 一方の石浦は、ほぼ全車がコース上にいてクリアラップを獲るのが難しい状況で暫定4番手タイムをマークすると、国本同様にピットに戻り再アタックのタイミングを待つ。残り時間が7分を切ったところで各車再びコースイン。国本は数周のウォームアップラップの後アタックし、1分6秒895と自己ベストタイムをマークした。

 さらに連続アタックで1分6秒411までタイムを縮めたものの、Q2進出圏内までわずか0.067秒届かずまさかの17番手となった。石浦も国本同様にアタックすると、最終ラップで1分6秒309をマークし13番手で何とかQ2進出を決めた。

 10分間のインターバルを挟んでQ2が始まった。開始と同時に全車が一斉にコースへとなだれ込んでいく。ライバル勢のなかにはコースアウトを喫したりピットレーンで接触があったりとハプニングの多いセッションとなったが、石浦はトラブルもなく周回。

 自己のベストタイムを1分5秒997まで縮めたが、結果は10位。Q3進出圏内の8番手との差は、Q1での国本よりも僅差の0.025秒だった。ほんの僅かなタイム差で勝負に敗れてしまった予選。明日の決勝ではこの結果を挽回すべく、チーム一丸で上位進出を目指す。

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