ドライバー/#1 石浦宏明
「金曜日からマシンバランスに苦しんでいました。SUGOのコース特性と僕たちのクルマとが合っていないことがそこで分かったので、予選に向けていろいろセッティングを変えてトライしたのですが、タイヤを100パーセント使い切ることができずにずっとトップとの差を埋められないまま予選が終わってしまいました」
「ただここまでのセット変更のなかで少し光が見えたところもあるので、明日に向けてさらにトライしてみようと思っています。このポジションからだとなかなか自分のペースでは走らせてもらえないかもしれませんが、決勝に関してはどこのコースに行っても僕たちのチームは速いので、ピットインのタイミングなどを臨機応変に対応できれば少しでも前の順位で終われるかなと思います」
「チャンピオンシップのことを考えても、1 点でも多くポイントを獲ってレースを終えたいですね」
ドライバー/#2 国本雄資
「路面コンディションが午前中のフリー走行と比べて良くなかったのですが、そんななかでもニュータイヤでコースインしてアタックしたところ、思ったよりもリヤのグリップがなくてスピンしてしまいました」
「クルマには何の影響もなかったのですが、この1セット目のニュータイヤでのスピンも、2セット目のアタックに関しても、上手くバランスが合わせこめなかったのかなと思っています」
「ここからポイント獲得圏内まで上がるのはかなり厳しいと思いますが、この中でできることをしっかりとやってあきらめずに走ることが最終戦につながると思うので、まずは明日、しっかりと走り切りたいと思います。トップに立っているときと同じ気持ちで走っていきたいです」
監督/立川祐路
「うちのクルマのセットアップとSUGOのコース相性が良くないのか、2台揃ってあまり良くない結果になりました。今シーズンここまでこういうケースはどこのサーキットに行ってもなかったので、思ったより苦しい予選になりました」
「予選に関してはもう終わってしまったことなので、仕方がない。明日は少しでも取り返せるようにしたいですね。チャンピオンシップのこともあるので、少しでもポイントが獲れるように。こういう苦しい時にどれだけ頑張れるかが、チャンピオンを獲れるかどうかにかかってくると思います。チーム一丸で頑張ります」
総監督/浜島裕英
「新しいタイヤで新しいサーキットに来た時には、自分が思い描いていた通りにいかないこともあります。今はヨコハマタイヤにスイッチして新しい経験を積んでいるところなので、こういう結果になることもある、ということです」
「後方からのスタートなので大変ですが、いいセットアップがみつかれば展開も変わるはず。明日はそういうチャレンジができればと思います」