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投稿日: 2020.04.09 14:44
更新日: 2020.04.10 21:22

スーパーフォーミュラが規則変更を盛り込んだ2020年開催概要を発表。第2・3戦については調整中

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スーパーフォーミュラ | スーパーフォーミュラが規則変更を盛り込んだ2020年開催概要を発表。第2・3戦については調整中

 競技規則については、その他もさまざまな内容が変更されている。大きな点としては、まずピット作業時に、『消火作業要員の専任化』ができることになった。

 ピットイン時に給油が行われる際、ピット作業員のなかから消火器を構える人員が必要だったが、これを作業要員から別途定義することで、タイヤ交換要員を4名同時に確保できることになった。ピット作業時間が短縮され、エキサイティングなレースを演出しそうだ。また、燃料搭載量は90リットルに統一。特別規則による運営を実施するとしている。

 タイヤについては、これまで2020年からはソフトタイヤの1種類のみになるいう噂もあったが、今回の資料には赤いラインが入ったタイヤが『ドライタイヤ』として表記されており、やはり1種類のみの使用になりそう。また、競技会期間中に使用できるウエットタイヤが最大4セットから、最大6セットに変更された。

 また、タイヤ保管方法については「密閉空間、および外気温より著しく高温になる空間での保管は認めない」とされているほか、スタート前後にタイヤ内圧のチェックが行われることになり、その場での是正か、罰則対象が設けられた。

 その他にもスタート時のストール車両については、「フォーメーションラップスタート時のストール、およびグリッドへ到着後のストール、いずれのケースも最後尾グリッドへ着ける」ことになったほか、『エクストラ・フォーメーションラップ』が採用され、グリッド到着後にスタートできなかった場合、シグナルおよび『EXTRA FORMATION LAP』ボードの表示により、再フォーメーションラップが可能となった。

 さらに、フルコースイエロー(FCY)については検討中とされた。

スーパーフォーミュラのドライタイヤは2020年は1種類で争われることになりそう。
スーパーフォーミュラのドライタイヤは2020年は1種類で争われることになりそう。
ピットインするシャルル・ミレッシ(GOLDEX Racing Team with B-Max)。ピット作業の光景も変わりそうだ。
ピットインするシャルル・ミレッシ(GOLDEX Racing Team with B-Max)。ピット作業の光景も変わりそうだ。

■2020年も充実のテレビ放送。柳田&三浦愛がピットレポーターに

 シリーズの魅力向上に向けては、2020年に全日本F3選手権から生まれ変わる全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の全戦併催、TCRジャパンシリーズの併催により、新たな魅力を創出していく。

 また映像配信についても、国内外でYahoo! GYAO!やJ SPORTSを使った中継を行うほか、BSフジでの決勝の様子をレース当日の18時から放送。実況を野崎昌一/塩原恒夫のふたりが、解説を土屋武士とモータージャーナリストの古賀敬介が務める。また、ピットレポーターには、スーパーGTでも活躍する柳田真孝と、2019年まで全日本F3に参戦した三浦愛が担当することが発表された。

 BSフジで放映される『スーパーフォーミュラGO ON!』については、進行を本田朋子アナウンサー、ナレーションを乃木坂46の樋口日奈さんが務めるほか、現役ドライバーの牧野任祐とSFオフィシャルステージMCの笠原美香さんがレギュラー参加する。SFオフィシャルステージMCは、笠原さん、そして水村リアさんのふたりが務める。もちろん場内実況はピエール北川アナウンサーが務める。

ピットレポーターのためにスーパーフォーミュラ富士公式合同テストからJRPのウェアに身を包んだ柳田真孝と三浦愛
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