■関口はまさかのQ2脱落。石浦が2レースともポールを奪う
10分間のインターバルを経て、午後2時50分からQ2がスタート。10番手でQ1を突破した可夢偉だったが、コースアウトの影響が大きくQ2ではコースインがかなわず、14番グリッドが確定となっている。
セッションはP.MU/CERUMO・INGINGの2台を先頭にタイムアタックが始まった。ここでトップタイムを刻んだのは国本。チームメイトのタイムを0.2秒上回る1分37秒364でQ2の首位通過を果たした。P.MU/CERUMO・INGINGの2台に続いたのはバンドーン。以下野尻、バゲット、中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、ロッテラーの4チーム8人がQ3進出となった。Q1同様に少しタイミングをずらしてタイムアタックに向かった関口だったが、1分38秒795で13番手。まさかのQ2敗退となり、タイトルに向けて厳しい展開となっている。
午後3時7分からスタートしたQ3も、P.MU/CERUMO・INGINGの2台が中心となってタイムアタックが展開されていった。セクター1から全体ベストタイムを刻んでいくと、まずは国本が1分37秒224でトップに立つ。しかし、続いてコントロールラインを通過した石浦が1分37秒026で逆転! 最後にアタックに入ったバンドーンがふたりのタイムを上回るセクタータイムをマークしたが、コース後半でわずかに失速。1分37秒031とわずか1000分の5秒石浦に届かず、石浦の2レース連続ポールポジションが確定した。
これで19ポイントでランキング5位につけていた石浦が、2ポイントを加算し21点となり、ランキングでも4位に浮上。さらに2レースともにポールスタートという有利な条件を獲得している。レース2の2番手はランキング6位のバンドーン、ランキング2位の国本が3番手スタートとなる。





